TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

思わずその場に倒れ込む

朝谷 美優

ボス…っ

ミコ

いい、続けろ、あたしに構わなくて、いいから

宇佐美 京子

…大丈夫よ美優ちゃん、絶対に、出来るから

朝谷 美優

……はい

アコト

………

畑端 愛

…う、ぁ…

畑端 愛

あ゙あ゙あぁあぁ゙ッッ!!!

オキサ

ちょ、落ち着いて…!!

畑端 愛

こんな…こんなの

畑端 愛

こんなの落ち着けるわけ…

アコト

…今から峻と千に向かってもらうから

アコト

大丈夫、大丈夫だから

リア

……

出雲 杏音

うらああああああああ!!!!!!

ほんっとムカつく!!

しかも結構な高さから落とされたわよ、あれ!

絶対殺してやる!!!!

…美優は力尽きてないでしょうね

ミコと京子がいつ戻るかもわかんないし…

__いや

仲間ひとり信用しなくてどうするつもり?

大丈夫、美優ならきっとほとんどケガせずに、ケガ、せず、に……

いつものあの、能天気な顔で…

出雲 杏音

…早く上がらなきゃ

ユダ

…さて、すぐに終わらせてしまおう

ユダ

彼女が苦しんでしまうからね

そう言い終わったと同時に 弾幕が現れる

京子ちゃんの異空間への扉が また開かれる

でもさっきと同じ

何個か取りこぼしたものがこちらに向かってくる

それを、迎え撃たなきゃいけない

迎え撃たなきゃ

ちゃんと、伏せがなきゃ

いけないのに

手が震えて何も出来なかった

朝谷 美優

ッ…!!

全身に衝撃が走る

ビリビリと指の先まで痺れるような感覚がする

私に意識を向けてしまった京子ちゃんの異空間への扉が閉ざされてしまう

宇佐美 京子

あ…

そのまま私と同じで 弾幕を受けて倒れ込む

ああ、ダメだ

朝谷 美優

…ぅ…………

ミコ

…クソ…

もう全員倒れてしまった

いくら杏音でも、まだここに着くはずがない。

あんな啖呵切ってこのザマかよ、情けない

そう思った時

得体の知れない力が、身体の底からふつふつと湧き出るような感覚がした

ミコ

__え

傷が鈍く光る

段々と痛みが引いていく

触ると、さっきまで血に濡れていたそこはもう乾いていた。

ユダ

……ああ…………

ユダ

君を私の肉体にすればよかった……!!

ユダの焦がれる様な声が響く

ミコ

…なんだ、これ……

もしかして、これ

魔力ってやつか?

アコトから聞いた事がある

魔法少女は

後から発覚する事もある、と_

朝谷 美優

ぼ、す……

ミコ

……これで

ミコ

やーっと同じ土俵に立てたじゃねぇか

ユダ

…そうだね

ユダ

ではもう一度、始めよう…!

そういって弾幕が展開される

前なら避けてたが…

多分、これ触っても大丈夫だな

先程まで危険だと肌から感じていた物が、今やただの光源に思える

あくまでも博打だが、さっきの回復力を見ると攻撃が通ってしまっても問題無さそうだ。

意を決して、弾幕に触れる

何かが指先から出るような感覚がした後

弾幕がゆらぎ、消える。

ミコ

……

おそらくは、触れたものと同等の魔力を放出して消す魔法か

まあ、要するに打ち消しって訳だ

ユダ

…素晴らしい

ユダ

…ダリアも勿論、100年に1度かどうかの逸材だった

ユダ

……だが

ユダ

君は1000年に1度の魔法少女か…ははっ……

ミコ

……

今なら、撃てる

静かに銃を向ける

ユダ

…もういいよ、私の負けだ

ユダ

戦ったとて、私は君に勝てる気がしない

ミコ

へえ……

トリガーを引く

即死はしないが確実に死ぬ場所

ユダ

ッ…は、はは…

床が血の色に染まっていた

第24話 『さよなら』 一応完結?です!エピローグとかはもっと書くと思うけれど…() ほんとに広げるのも畳むのも下手なんですけどなんとかここまで漕ぎ着ける事が出来たので良かったかなーって思います!でも最後の方は早く終わらせたすぎて結構雑になってて申し訳ない!!一旦これは終わりなので、また新しく物語考えれたらいいなーって思ってます! おつれか!!!

この作品はいかがでしたか?

49

コメント

10

ユーザー

ユダの体そっちにしとけばよかった 発言はぶん殴りたくなりました、まる よかった…全員生きてる…よかた…

ユーザー

杏音ちゃんホンマに逞しい、すき ミコさんもしかしてしばらく生きれますか!?!? まじ最後の最後まで狂っててユダ大好きです

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚