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マジで!マジで!感動したよ! ってそんな〜私を置いて、、時間はめっちゃ流れる〜〜♫(初コメです(・∀・))
僕はいつだって気分次第で、
夢に描かれるのを自分が苦労したくないからって待ってて、
明日を嫌って過去に願って、未来が怖くて
いつも僕は叫んだんだ
夏雨 永久(なつさめ とわ)
ってね
でも僕はそんな自分が嫌い
逃げようとする自分が嫌い
僕は最後まで逃げ続ける運命なのだ
僕はマンションの屋上の柵を乗り越えて、
深夜の夜空にふわりと舞った
夏雨 永久(なつさめ とわ)
でもその瞬間
パシッ
見上げると、飛び降りようとしていた僕の腕を彼女が捕まえていた
夏雨 永久(なつさめ とわ)
実は羽衣は僕の「好きだった人」である…
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
僕は結構な力を使い、羽衣の居るところまで登った
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
しばらく沈黙が続き、羽衣が口を開いた
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
あの出来事とは、僕が羽衣に告白して、 羽衣が僕を振ったことを指してるのだろう
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
そのとき、彼女の腰まである長い髪が月夜に照らせれ さらさらとなびいた
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
彼女はどこからかハサミを取り出して、 腰まである髪をバサリと切った
彼女の髪は色素が薄くて、銀色だから、 羽が舞っているように見える
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
彼女の髪は、ショートカットになっていた
雨宮 羽衣(あめみや うい)
彼女の華奢な腕はいつの間にか僕の腕を握っていて、
その後ろ姿に着いていくと、 僕の自転車が置いてあるところに連れてこられた
雨宮 羽衣(あめみや うい)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
そうやって僕はもうすぐ太陽が出てくる方向に自転車を漕ぎ始めた
まるで、空に舞ってるみたいに
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
そういって彼女は僕の背中に抱き付いた
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
僕は照れて自転車を倒してしまって
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
彼女は笑っていた。けれどその笑顔が少し悲しげに見えた
そして僕は、また彼女のことを好きになった気がした
あの夢みたいな夜が終わって、朝
もう彼女と会えるのは7年後なんだなって考えると、 悲しさでいっぱいになってくる
もう一回、あの夜に戻れたらな
また彼女と笑い会いたい。
そんなことを心なしか思ったけれど、
彼女と約束したように変われるように、
学校に向かったのだった
夏雨 永久(なつさめ とわ)
僕はいつもはしない挨拶を、思い切ってしてみた
クラスメイト(モブ)
涼真
涼真は、僕の友達である
涼真
夏雨 永久(なつさめ とわ)
涼真
夏雨 永久(なつさめ とわ)
その後も、いつもと違うようなことをしてみると、 クラスメイトたちはよく話しかけてくれて、
世界が変わったような気がした。
あっという間に一日が過ぎて、 「明日もこうなんじゃないかな」
と淡い期待を抱きながら、帰路についたのだった
でも、そう期待しても思ったより未来は残酷で、
良い日だと思ったのは初日だけで
何度も君と見たあの綺麗な夜を思い出した
逃げないように、そう彼女は言っていた気がした
君が居なくても、独りで7年後に行けるなんて
しないまま吐いたただの幻想のようだった
夏雨 永久(なつさめ とわ)
僕は、彼女と大分前に連絡先を聞いたのを思い出した
~永久たちのチャット~
夏雨 永久(なつさめ とわ)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
雨宮 羽衣(あめみや うい)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
夏雨 永久(なつさめ とわ)
そうして僕は、淡々と変わっていった
時には羽衣の意見も聞きながら
7年後、笑って会えるように
未来を少しでも笑顔で君と過ごせるように、
僕は、
夏雨 永久(なつさめ とわ)
そう叫ぶのだった
END
まじプリン
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愛那
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愛那
愛那
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愛那