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【リクエスト曲解釈企画】アスノヨゾラ哨戒班

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【リクエスト曲解釈企画】アスノヨゾラ哨戒班

1 - 【リクエスト曲解釈企画】アスノヨゾラ哨戒班

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2019年12月02日

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僕はいつだって気分次第で、

夢に描かれるのを自分が苦労したくないからって待ってて、

明日を嫌って過去に願って、未来が怖くて

いつも僕は叫んだんだ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

明日よ!明日よ!もう来ないでよ!

ってね

でも僕はそんな自分が嫌い

逃げようとする自分が嫌い

僕は最後まで逃げ続ける運命なのだ

僕はマンションの屋上の柵を乗り越えて、

深夜の夜空にふわりと舞った

夏雨 永久(なつさめ とわ)

ふふ…僕は死ぬんだ

でもその瞬間

パシッ

 

とーわ♪

 

何やってんのよ

見上げると、飛び降りようとしていた僕の腕を彼女が捕まえていた

夏雨 永久(なつさめ とわ)

な…何で羽衣が…

実は羽衣は僕の「好きだった人」である…

雨宮 羽衣(あめみや うい)

そんなこと良いからさ、早く登ってきてよ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

はあ…分かったよ…

僕は結構な力を使い、羽衣の居るところまで登った

夏雨 永久(なつさめ とわ)

んで、羽衣何でここに?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

私が屋上の下の階の住民だって知ってる?

夏雨 永久(なつさめ とわ)

あーそういえばそうだった…

雨宮 羽衣(あめみや うい)

それで、なんか物音が聴こえたから来てみたわけよ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

…そっか

しばらく沈黙が続き、羽衣が口を開いた

雨宮 羽衣(あめみや うい)

私さ、言いたいことがあるの

夏雨 永久(なつさめ とわ)

…何?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

明日、外国に引っ越すんだ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

何で前日の深夜に言うんだよ…

雨宮 羽衣(あめみや うい)

ごめんね。あの出来事から気まずくって

あの出来事とは、僕が羽衣に告白して、 羽衣が僕を振ったことを指してるのだろう

雨宮 羽衣(あめみや うい)

でも引っ越すと同時に、7年後にはここに戻って来るよ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

7年後って…僕たち二十歳じゃん

雨宮 羽衣(あめみや うい)

それでさ、7年間…今日から私、変わろうと思うんだ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

変わるって…?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

私は強くなるんだ

雨宮 羽衣(あめみや うい)

今までの私は弱かったけれど、

雨宮 羽衣(あめみや うい)

強くて、現実から逃げない。そんな人になれるように今日から努力するんだ

そのとき、彼女の腰まである長い髪が月夜に照らせれ さらさらとなびいた

夏雨 永久(なつさめ とわ)

…僕も、変わろうかな。羽衣と同じように、7年間で

雨宮 羽衣(あめみや うい)

え…?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

じゃあさ、7年後、二人で変わってるかどうかで会ってみようよ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

きっと…変わって見せるよ…

雨宮 羽衣(あめみや うい)

ふふふ…早速だけどね

彼女はどこからかハサミを取り出して、 腰まである髪をバサリと切った

彼女の髪は色素が薄くて、銀色だから、 羽が舞っているように見える

夏雨 永久(なつさめ とわ)

なにしてんの…?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

何もかも、この髪みたいに切り落とした

雨宮 羽衣(あめみや うい)

新しい〝僕〟になるために

彼女の髪は、ショートカットになっていた

雨宮 羽衣(あめみや うい)

着いてきて‼

彼女の華奢な腕はいつの間にか僕の腕を握っていて、

その後ろ姿に着いていくと、 僕の自転車が置いてあるところに連れてこられた

雨宮 羽衣(あめみや うい)

永久、運転して‼

雨宮 羽衣(あめみや うい)

私、後ろに乗るから‼

夏雨 永久(なつさめ とわ)

うん、分かったよ

そうやって僕はもうすぐ太陽が出てくる方向に自転車を漕ぎ始めた

まるで、空に舞ってるみたいに

雨宮 羽衣(あめみや うい)

君と僕もさ、太陽が昇ってくるみたいに、明日へ向かっていこうよ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

ふふ…そうだね。逃げないで、明日を見て向かっていくよ

雨宮 羽衣(あめみや うい)

なんかこういう二人乗りしてるとさ、カップルみたいだねw

夏雨 永久(なつさめ とわ)

ふぇっ!?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

あはは…w可愛いw

そういって彼女は僕の背中に抱き付いた

夏雨 永久(なつさめ とわ)

ななな…!何してるの!?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

あははw

僕は照れて自転車を倒してしまって

雨宮 羽衣(あめみや うい)

ちょっと~危ないじゃんw

夏雨 永久(なつさめ とわ)

危ないのはそっちでしょ⁉

雨宮 羽衣(あめみや うい)

あははw

彼女は笑っていた。けれどその笑顔が少し悲しげに見えた

そして僕は、また彼女のことを好きになった気がした

あの夢みたいな夜が終わって、朝

もう彼女と会えるのは7年後なんだなって考えると、 悲しさでいっぱいになってくる

もう一回、あの夜に戻れたらな

また彼女と笑い会いたい。

そんなことを心なしか思ったけれど、

彼女と約束したように変われるように、

学校に向かったのだった

夏雨 永久(なつさめ とわ)

おはよー

僕はいつもはしない挨拶を、思い切ってしてみた

クラスメイト(モブ)

おはよー

涼真

お、永久じゃん。おはよ

涼真は、僕の友達である

涼真

珍しいな、永久が自分から挨拶なんて

夏雨 永久(なつさめ とわ)

んまあ、そういえばそだね

涼真

どうしたか?例の雨宮さんに告白でもされたのか?

夏雨 永久(なつさめ とわ)

はあ…違うわい…

その後も、いつもと違うようなことをしてみると、 クラスメイトたちはよく話しかけてくれて、

世界が変わったような気がした。

あっという間に一日が過ぎて、 「明日もこうなんじゃないかな」

と淡い期待を抱きながら、帰路についたのだった

でも、そう期待しても思ったより未来は残酷で、

良い日だと思ったのは初日だけで

何度も君と見たあの綺麗な夜を思い出した

逃げないように、そう彼女は言っていた気がした

君が居なくても、独りで7年後に行けるなんて

しないまま吐いたただの幻想のようだった

夏雨 永久(なつさめ とわ)

あ、待って…!

僕は、彼女と大分前に連絡先を聞いたのを思い出した

~永久たちのチャット~

夏雨 永久(なつさめ とわ)

聞きたいことがあるんだけどさ、

夏雨 永久(なつさめ とわ)

願い事って、どうすれば良いと思う?

雨宮 羽衣(あめみや うい)

願い事…そうねぇ…

雨宮 羽衣(あめみや うい)

願うんなら、もう叶えちゃおうよ

夏雨 永久(なつさめ とわ)

そっか…

夏雨 永久(なつさめ とわ)

ありがとう

そうして僕は、淡々と変わっていった

時には羽衣の意見も聞きながら

7年後、笑って会えるように

未来を少しでも笑顔で君と過ごせるように、

僕は、

夏雨 永久(なつさめ とわ)

あのの日をいつか思い出せ未来の僕ら!

そう叫ぶのだった

END

まじプリン

ういー

まじプリン

間違って吹き出しこっちがわになっちゃった(´・ω・`)

愛那

これが「リクエスト曲解釈企画」第1弾かぁ…

愛那

なんか雑じゃね( ・∇・)

まじプリン

いや、頑張って作ったから‼

まじプリン

一時間かかったから‼

まじプリン

あ、この企画はまだまだ募集中だよ~

愛那

状況分かんない人は、

愛那

このストーリー見てねー(いつもの)

まじプリン

このストーリー気に入ってもらえると嬉しいな…

まじプリン

でわでわー

愛那

じゃあなー

この作品はいかがでしたか?

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