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バレンタイン4日前

ねぇねぇ

あんたバレンタイン
どうするの?

へ?

バレンタインよ!
バレンタイン!

好きな子とかいないわけ!?

いやぁ…

…いるっちゃいるけど…

え?誰?誰?w

言うわけないじゃん…!//

…朝陽君とか?

凛の顔が次第に 真っ赤になる

べ、別に朝陽のこと
どうも思ってないし…!///

その真っ赤な顔で言っても
説得力皆無だぞ〜!w

かわいーなぁw

よし!

せっかくだから、
あんた告りな!

は、はぁ!?

いや無理無理無理無理…!

朝陽結構モテるし…!

ほらやっぱり朝陽君
なんじゃーんw

モテるんだったら
尚更よ!

早くしないと
取られちゃうよ?

ほらほら!

お菓子と一緒に
告白しちゃいな?

私も手伝ってあげるから!

ね!

…わかった

…お姉がそこまで言うなら…

バレンタイン3日前

はぁ…

どうしよう…

何作ろうかなぁ…

それになんて言おう…

『好きです!
付き合って下さい!』

いやぁ〜!///

キャラじゃないし!///

恥ずかしすぎる///

ん?

あ!このレシピいいじゃん!

明日は丁度休みだし

お姉に相談してみよー

お姉!

明日空いてる?

明日空いてるけど何ー?

明日あのさ

お菓子作ろうと
思ってるんだけど…

お!

やっとやる気になったね?

お願いします…!

は〜い!

何作るか決めた?

うん!

ちょっと待ってね?

お!いいじゃん!

トリュフ!

そだ!
今帰る途中なんだけど

ついでに材料
買ってきてあげるよ!

いいの?

おん!

ありがと!

バレンタイン2日前

…ん

…りん!

凛!!

起きな!?

朝陽君に作るんでしょ??

ハッ!

お、おはよ〜お姉…

ほら起きて!

作るよ!

…まだ10時だよ…?

あんた不器用なんだから!

朝から何回か作らないと
失敗するでしょ?

…酷いなぁ…w

…わかったよ…

1回目

…お姉!

これで合ってる?

ん?みせ…

アァァァァ!!!

凛!

え?

チョコの中
水が入ってるじゃない…!

え?ダメなの?

食べてみな?

…うぉ

これはまずいかもしんない…

でしょ?

…作り直し!!

えぇ〜…

これじゃ食べた瞬間
フラれるわよw

確かに…w

(材料余分に買っておいて
良かったぁ…)

2回目

お姉

なんか焦げ臭いんだけど…

…あんたねぇw

焦げてるじゃない…!!

いやぁ…水入っちゃったから

温度高くすれば、
蒸発していい感じに
なるかなぁって

不器用にも程があるわよw

よし

次は私がずっと見とくから!w

(あと材料1回分しかないけど
大丈夫かなぁ…)

3回目

お姉!合ってる?

あってるあってる!

ほら!

よそ見しない!

はい!

…これをこうして…

…きた

…できたよ!!

できたぁぁぁぁ!!

はぁ…w

(…やっと成功したw)

よかったねw

お姉!

ほんとありがとう!!

うんw

バレンタイン1日前

いい?

『すきです!』

リピートアフターミー?

ス、スキデス…!

…ちょっとw

あんたカタコトに
なってるよw

もー!

笑わないでってば!!

はいはい!w

もう1回

ス、好きです

お、良くなったじゃん

じゃあ最後にもう一回

朝陽くん想像して
告白してみて

…っ…うん

(朝陽、朝陽…)

あの!朝陽///

好きです!///

つ、付き合ってくだちゃい!///

…wwww

お姉!?///

あんた天才だわw

まぁ明日は噛まないだろうし
いい感じだから

今日はもう寝な?

…わかった!

お姉?

その…

ありがと!

可愛い妹の頼みですからw

明日頑張りなよ?

うん!

おやすみ!

おやすみ〜

姉が寝ようとしていると…

ポロンッ

ん??

DM?

こんな時間に誰だろ?

朝陽

あの夜遅くにすみません…

朝陽

凛のお姉さんですよね?

あ!もしかして
朝陽君?

どうした?

朝陽

あの

朝陽

実は凛に

朝陽

凛に明日告ろうと
思っていて

ほんと?笑

朝陽

はい!

(なぁんだw
この2人両思いかぁ…w)

朝陽

それで、

朝陽

朝ちょっと早く来るように
言ってくれませんか?

OK!

凛寝ちゃったから
私が朝起こすよ!

朝陽

え?

朝陽

いんですか?

うん!

頑張ってね!

朝陽

はい!

朝陽

ありがとうございます!

(青春だなぁ)

バレンタイン当日

凛!起きて!

告白するんでしょ??

…バッ!

…おはよ!

お!今日はやいねw

私ちょっと早めに出るね!

え、わかった!

(なぁんだw
言わなくても良かったわw)

…よし

いってらっしゃい!

行ってきます!!!

…ガラガラガラ

朝陽

…!!

…!!

お、おはよ!

(うわぁぁ…やばい
緊張する…!)

(てかなんで
こんな時間にいるのよ…!)

(心の準備できてないんだけど…!)

朝陽

あぁ…おはよ!

朝陽

(…凛のお姉さん
ほんとありがとう!!)

あのさ!

朝陽

あのさ!

え?

朝陽

あ、いや…

…先に言っていいよ?

朝陽

あの…えっと

朝陽

じゃあ…

朝陽

俺さ実は凛のことが…

朝陽

す、好きだ///

え…?///

朝陽

だからその…

朝陽

好きです!はい…///

ほんと…?///

朝陽

うん///

…なんだぁぁぁ…

良かったぁ!!

朝陽

朝陽

な、何がいいんだよ!///

凛は後ろに隠していた お菓子を朝陽に渡す

私も好きだよ!///

朝陽

へ?///

私と付き合って下さい!

朝陽

…っはい!!///

放課後

まさか同じだったなんて
びっくりだよw

朝陽

ほんとだよw

実はさ

結構私のお姉が
手伝ってくれたんだ

朝陽

…!

朝陽

そうゆうことか!

え?

朝陽

実は昨日の夜さ

朝陽

凛のお姉さんに
凛に朝早く来てもらうよう
お願いしてたんだ

…!確かに!

今日起こしてくれたの
お姉だった!

朝陽

…まるで

キューピットだねw

朝陽

そうだな

朝陽

帰ったらお姉さんに
お礼言っておいてくれ

うん!もちろん!

夕日が沈む中、 2つの影が1つとなり 歩いていくのであった。

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