テラーノベル
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・実験施設、人外、能力者パロ ・腐向け要素なし ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
自室に戻り、扉が閉まる音を確認してから、ようやく息を吐いた。
――未分類。
あの単語は、まだ口にしていない。 だが、脳裏から離れない。
ランク個体A。ランク個体S。 そして、自分の欄。
特別個体。
ナチスは椅子に腰を下ろす。
ナチ
問いはある。 …だが、今は掘らない。
視線は、常にどこかにある。
ならば――
何も知らない顔をしていればいい。
机に肘をつき、手元を見る。
被検体。 その文字が、やけに引っかかる。
……私は何だ?
ただの存在なら、なぜ監視される。 ただの国なら、なぜ未分類だ。
だからといって、焦る理由にもならない。
動けば、揺れる。 揺れれば、気づかれる。
…なら、静かにしていればいい。
こちらが何も悟っていないと思わせておけばいい。
――その間に、見極める。
その頃、赤ランク区画では――
いつも通りのはずだった。
無機質な廊下。 規則正しく点灯する照明。 変わらない温度。
けれど。
フランス
フランスが壁にもたれたまま、天井を見上げる。
イギリスが静かに腕を組む。
イギリス
中国
中国が淡々と告げる。
ロシアは何も言わず、壁の向こうをじっと見ていた。
ロシア
日帝が小さく息を吐く。
日帝
イギリス
イタ王が珍しく真面目な顔をしていた。
イタ王
一瞬の沈黙。 その沈黙を割ったのは、ロシアだった。
ロシア
ロシア
空気が変わる。 フランスが目を細めた。
フランス
ロシア
イギリスがゆっくりと視線を上げる。
イギリス
中国
イタ王が小さく笑おうとして、やめた。
イタ王
ロシア
ロシア
日帝
ロシアは少しだけ目を伏せた。
ロシア
その言葉に、全員が理解する。
危険だからではない。
価値があるからだ。
フランスが静かに呟く。
フランス
誰も否定しない。 だが、誰も深く踏み込まない。
イギリスが最後に言った。
イギリス
イギリス
その言葉が区画に残る。 遠くで、監視カメラがわずかに角度を変えた。
誰も、それを見上げない。
けれど全員が分かっている。
何かが、動いている。
そしてそれは――
ナチスを中心に。
静かに。
確実に。
To be continued
コメント
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えっおもろい えっ続きってまだ出てないんですか!?