コメント
3件
察して行動してくれるのってありがたいことが多いよね( ˙꒳˙ ) ちょっと気まずそうな感じが伝わってきて言語化上手いなぁって思う
最後の桃赤でやられました…笑 桃橙の会話の内容気になる👀 ファンマ採用ありがとうございました.ᐟ.ᐟ付けさせてもらいます👍🏻
さいこうすぎる
#11
数分、軽く散歩する様に歩いて
コンビニに着く。
元居た家は周りが住宅街だから
コンビニまでこんな近いのは 中々新鮮だ。
それにしても
一人で買い食いは日常茶飯事だけど
誰かと来た記憶なんて
覚えてる限り一度も無い。
少し気分が高まってしまうのは
高校生にもなって子供すぎか。
顔に出そうな笑みを抑えようとして
自分でどんな顔をしているか 分からなくなる。
割と挙動不審になり乍
コンビニに入ると
暑い外と違った冷たい空気が心地良い。
汗が引く感覚を感じ詰、
桃くんの後ろに着いていって
弁当の棚の前に着く。
桃
赤
今日の気分はパスタか唐揚げか。
優柔不断な方な為
決めるのは中々時間が掛かる。
手に取った弁当を前に唸っていると
とっくに自分の分を選び終えた桃くんが
後ろから除き込んでくる。
桃
赤
赤
桃
桃
赤
思っていなかった答えに固まっていると
手に持っていた弁当を 二つともカゴに入れられる。
良い意味で適当というか
金持ちというか。
まぁどちらにせよ俺に損は無いので
どうでもいい。
問題といえば俺の胃の問題くらいだ。
その後も
迷っていた端から 両方カゴに突っ込まれるので
ものの数分でカゴが満杯になる。
赤
桃
桃
赤
もう一周まわってその適当加減に
尊敬すら感じてくる。
一通り買い物を終えて
レジに向かう途中、
前から歩いてきた人に
桃くんが声を掛けられて
足を止める。
聞いた事のある声に
なんだか嫌な予感がし乍
顔を上げて顔を見た。
橙
桃
桃
赤
最悪すぎる
嫌な予感どころではない。
余りにも悪い自分の運を恨み詰、
桃くんの背中を盾にする様に
後ろに隠れて様子を見る。
幾ら小柄と言われる俺でも
流石に隠れ切れる訳もなく、
桃くんと会話する横目で見られて
がっつり視線が合ってしまう。
慌てて目を逸らすけど
遅かったらしい。
橙
何か言いた気な様子の
視線を感じる。
けど俺からしたら意地でも 話したくない為、
ダメ元で桃くんの パーカーの裾を掴んでみる。
桃
橙
橙
桃
桃
橙
桃
橙
桃
桃
橙
橙
橙
そう言って、チラリと此方を見てくる。
そんなに俺の事が気になるのか、
それとも俺への 帰ってこいという圧なのか、
どちらにせよ
今更気色悪い。
嫌悪感から裾を握る手に力が入る。
桃
橙
桃
橙
橙
桃
警戒心やら嫌悪感やら
手に入っていた力を
色々な感情が混ざって
橙の背中が見えなくなって
やっと抜き、裾から手を離す。
俺の気が抜けたのが分かったのか
ふと後ろを振り返ってきて
声を掛けられる。
桃
赤
深く聞いてこないのに
察して動いてくれるのは
俺からしたらかなり有難い。
桃くん頼って正解だったな
なんて
本人には絶対言わないけど
ファンマ決定しました!
⛓️💥⚖️
付けてくれたら嬉しいです