ーリビングー
鈴音(幼少期)
お、お母さん………?どこ……?
鈴音(幼少期)
ねぇー!おかーさーん!
お母さん
この……!バケモノが!
鈴音(幼少期)
!お母さ…
お母さんの声が後ろから聞こえて振り返ったら……
振り返ったのが良くなかったのだろう。お母さんの手にあった包丁が目にぐさりと刺さった。飛び散る血。自分の目から出る血。当時の自分には恐ろしくてとても痛々しい体験だっただろう。
鈴音(幼少期)
い゙ッッッ!……や゙め゙ッ………お゙があ゙ざッ………い゙ッッ…い゙だい゙ッッッ……
お母さん
なんでッッッ!なんでこんなバケモノが私の腹から出て来たのッッッ?こんな子ッッッ家の子じゃないッッッこいつはただの………ただのバケモノじゃないッッッ!
鈴音(幼少期)
ごめ゙ッッッな゙ざッッッ………も゙ッッッや゙め゙ッッッ………い゙だい゙ッッッ!
お母さん
はぁ……はぁ……そうだ……そうだわ………こんなバケモノ……地下に……地下に閉じ込めてしまえば………そうね!そうしましょう!
お母さんはそう言うと私を地下室へと閉じ込めた
ー地下室ー
鈴音(幼少期)
はぁっ……はぁっ……ごめ……なさ…………いた……い…よ………おか……あ……さん
ドンドンと扉を叩いてもびくともしない。お母さんの声も聞こえない。ここから私の地獄の生活が始まった。