村瀬 蛍
静かな病室に 似つかわしくない
私の声が響く。
病室の1番奧のベットに
青い髪の少年がいる。
???
ピシャリと言い放った少年は
私の大親友の蒼くんだ。
村瀬 蛍
村瀬 蛍
そう言って、蒼くんしかいない病室を
ぐるりと見渡す。
ほんと、寂しい部屋だな。
蒼くん
村瀬 蛍
正論だ。
何も言い返せない。
蒼くん
蒼くん
村瀬 蛍
さすがに傷つくわ!
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
蒼くん
蒼くんは心配そうに 私を見る
村瀬 蛍
そう言って、蒼くんに抱きつこうとする。
ビタン!
蒼くんが私の頬に平手打ちをかます。
蒼くん
村瀬 蛍
私は少し涙目になりながら頬をさする
村瀬 蛍
蒼くん
もぉ、つれないんだからぁ。
村瀬 蛍
蒼くん
蒼くんが思い出したように
声を上げる。
なんだか、ワクワクしているようだ。
蒼くん
蒼くんは楽しそうにスマホを触る。
めっちゃ気になる
蒼くん
そう言ってスマホの画面を私に見せる。
村瀬 蛍
そこには
【うらたぬき】「ツギハギスタッカート」【歌ってみた】と
かかれていた。(?)
村瀬 蛍
蒼くん
蒼くん
蒼くんは頭をポリポリかきながら
蒼くん
村瀬 蛍
即答だった
「歌い手」なんて あまり知らないし
それといった興味も あまりなかった
蒼くん
蒼くん
うらしまさかたせん?
ウラシマサカタセン?
URASHIMASAKATASEN?
あっ!浦島坂田線!?
村瀬 蛍
蒼くん
蒼くんの冷たい一言
村瀬 蛍
蒼くん
蒼くん
おぉ、なるほど
猿の私でも分かりやすいようにありがとね。
村瀬 蛍
村瀬 蛍
蒼くん
蒼くん
蒼くんの唾を飲み込む音が
はっきり聞こえた。
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くんの質問攻めにあうが、全く知らん
蒼くん
蒼くんの息が切れる
村瀬 蛍
蒼くん
よく聞こえなかった
村瀬 蛍
もう一度聞いてみる
蒼くんは イケると確信したように
私の目を真っ直ぐ見ると
蒼くん
と、叫ぶ。
村瀬 蛍
前 その人の曲を聞いたことがあるような。
ないような。
蒼くん
蒼くんは肩を落とすが
えっ?
と、驚くと私の手を取り
蒼くん
そんなに喜ぶことかい?
蒼くん
蒼くん
村瀬 蛍
蒼くんの目は夕日に当たり輝いていた
蒼くん
蒼くんが何かを言いかけた時
村瀬 蛍
村瀬 蛍
時計が示す時間は
午後4時だった。
村瀬 蛍
村瀬 蛍
私は急いで椅子から立ち上がると
村瀬 蛍
と、蒼くんに軽く手を振り
病室から出ていく。
蒼くん
蒼くんの声が背中に聞こえた。
私は夕日が指す帰り道を
走って帰る。
が
ドンッ
と、鈍い音を立て 私はこけた
村瀬 蛍
肩をよしよしと擦りながら呟く
あんま周り見てなかったな。
反省だな。
??????
そう言って私とぶつかった男性は
手を差し伸べてくれた。
村瀬 蛍
男性の手を取り、立ち上がる。
私より少し背の高い赤髪の男性だった
村瀬 蛍
赤髪の男性のひじには
血が滲んでいた
村瀬 蛍
私はリュックをあさり ハンカチを差し出す
村瀬 蛍
村瀬 蛍
それから、おっととをあげた。
本当は蒼くんにあげようかと思ってたけど
渡し損ねちゃったから
??????
赤髪の男性は笑って
ハンカチとおっととを受け取った
村瀬 蛍
??????
やべぇ、声に出てた?
村瀬 蛍
また走り出す
村瀬 蛍
そう叫びながら
すると、後ろから
??????
と、聞こえてきた
しばらく走って家に着いた
部屋に入ってベットにダイブ!
村瀬 蛍
今日は色んなことがあったな。
明日は蒼くんと何を話そう
そう考えているうち
私は眠りに落ちた。 終わり。
変な感じになってすみません。
はーと、ありがとうございます。
コメントもバンバンしてくれると
うれしいです。
見てくれてありがとうございました。
コメント
12件
勉強になります!
1番人気なのが『レイなつ』っていうやつなんですけど、 多分、その関連動画も出てくると思います!
なるほどぉー