少年の「エゴ」

君は、死にたかったんだね

なんだろな

こいつ見てると懐かしい

怪我、してる

死にたいと言っても死ねなくて

生きたいって言ったら死んでって

「死ね」って言われても死ねなくて

「生きろ」と言われたら

死んでった

「綺麗でいろ」って馬鹿は言った

個性はなくとも働けって

その結果手元にあったのは

時間を殺したお給料だった

押し付けがましいエゴ吐いて

世間では優しい人だって？

何を見てそうだと言ったんだ

って胸ぐら掴んで毒を吐いた

「いつからだ？」綺麗なお話も

許すことすら出来なくなった？

知りたくもなけりゃ知らないままで

死んでしまいたいと口にした

それでも「生き」が続いてった

歌ってんだ？

何も知らないのに馬鹿にして

ハンデを背負った人を笑う

壁の前に立ちすくんでいた

そんな人に暴言を吐いたんだ

すると人は僕を「悪」だと言う

何が「正義」かも麻痺している

世間が人を笑った

きっとこれからも全て

わかってるから

綺麗事が子供を押し殺した

お金が時間を押しつぶした

見栄が人生を馬鹿にした

「それでいいんだ」

って言えないからさ

「否定」しか

「肯定」出来ないんだ

救い様がない

救い様がない

大っ嫌いだ

大っ嫌いだ

って何度も傷をつけて

泣いたって

何も変わんないな

明日もきっと涙汚して

大っ嫌いだ

もう嫌いだ

「心は壊したはずだ」

なのになんで今も「君」は

歌ってんだ？

死んでしまえ

そんな中生きてんだ

大っ嫌いだ！

「大っ嫌いだ」

パチンッ

あぁ、

救いようがない

曲名

I 未来創造日記

2 大っ嫌いだ

このお話は、自分が「大人なんか大っ嫌いだ」 と思ったことから書きました。

もし、同じ人ことを思ったことがあるよって人が居たら、コメントしてくれると嬉しいです