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久田永 雲雀

ん....

久田永 雲雀

どこだここ??

????

.....。

久田永 雲雀

えっ俺...??

????

いつかお前の全てを
貰う。

久田永 雲雀

えっ....??

久田永 雲雀

それってどういうー

久田永 雲雀

久田永 雲雀

うっ.....?!

????

俺はお前だ。

????

お前の怒りと
共にお前の身体を
奪ってやる。

掠れる意識の中で もう1人の自分の声が 聞こえた。

久田永 雲雀

はっ....!!

古明地 さとり

雲雀!!

久田永 雲雀

えっさと

古明地 さとり

良かった...!!

久田永 雲雀

わっ....?!

意識が戻ると いきなりさとりに 抱きしめられた

久田永 雲雀

ちょ....さとり.....////

古明地 さとり

雲雀が生きてた....

古明地 さとり

夢じゃないよね.....

古明地 さとり

現実だよね.....

久田永 雲雀

......??

数分後

久田永 雲雀

さとり抱きつかれると
恥ずかしいんだが....////

古明地 さとり

c(⌒(_*˘ㅿ˘)スヤァ_

久田永 雲雀

泣き....疲れた??

久田永 永琳

雲雀!!

久田永 雲雀

ちょ母さん声...!!

古明地 さとり

古明地 さとり

c(⌒(_*˘ㅿ˘)スヤァ_

久田永 雲雀

寝てる....な。

久田永 雲雀

それで母さん。

久田永 雲雀

久田永 雲雀

右腕と右脚の
感覚ないんだけど

久田永 永琳

......。

久田永 雲雀

それにこれってさ。
病院の患者の人が
着る服だよね??

久田永 雲雀

俺今入院してる
って事で
あってる??

久田永 永琳

(。_。`)コク

久田永 雲雀

治る見込みとかは??

久田永 永琳

全治するのは
極めて低いそうよ。

久田永 雲雀

それでさとり怪我
したりしてたか??

久田永 永琳

無傷よ。雲雀。

久田永 永琳

久田永 永琳

あなたが身代わりに
なったおかげで。

久田永 雲雀

ん。なら良いや。

久田永 雲雀

怪我の症状教えて
欲しいんだけど

久田永 永琳

久田永 永琳

右腕と右脚両方が
複雑骨折。
右脚は神経も
切れているそうよ

久田永 雲雀

分かった。

久田永 永琳

それで。意識を
取り戻したら
次の日に手術を
するって。

久田永 永琳

母さんは先生の所
行ってくるわ。

久田永 雲雀

おけおけ。

母さんが部屋から 出るのを見送る。

久田永 雲雀

.......。

涙の跡が残る さとりの目元を そっと指で拭く。

古明地 さとり

(*˘︶˘*)ンニュ??

久田永 雲雀

もう守れないのは
ごめんだから。
守れて良かった

そうポツリと 言葉を零した。

久田永 雲雀

ルーミア。お前は
元気にしてるか.....

脳裏に鮮明と 彼女の姿が 見えた。

久田永 雲雀

久田永 雲雀

ーあ、れ??
水滴、が....。

今でもあの 景色が、光景が。 鮮明に蘇る。 何も出来なかった 自分が見えた... 気がした。

久田永 雲雀

あ....うぅ....。

小さな嗚咽が 部屋にこだまする

あの日の光景を 思い出してしまったからだ。

ルーミア

雲雀〜早くするのだ〜。

久田永 雲雀

ま、待ってよ
ルーミア...!!

ルーミア

遅いのだ〜

ルーミア

急がないと
置いていくのだ〜。

久田永 雲雀

ええっ酷いよルーミ

久田永 雲雀

久田永 雲雀

ルーミア後ろ!!

ルーミア

えっ...あっ....

その時自分は 動けなかった ルーミアが 自分を見て 何かを言った 音が聞こえなかった

口の動きから 「ご」「め」「ん」「ね」 と見えた気がした。

キィィィィ!! ドンッ!!ガシャン!! 鈍い音がした

久田永 雲雀

あ、あああ。

久田永 雲雀

久田永 雲雀

ルーミ、ア....??

久田永 雲雀

ねぇ息して!!
起きて!!
ルーミア!!

久田永 雲雀

ルーミアァァァァァァ!!!!

その事故は偶然 起きてしまった ぶつかった車は壁に衝突 ルーミアは.....

即死だった。 もしあの時自分が ルーミアに追いつけていたら ルーミアの手を引っ張れたら ルーミアは死ななかった

自分が....... ルーミアを...... 助けれた....... はず.....なのに.....

久田永 雲雀

はっ.....?!

久田永 雲雀

はぁっ....はぁっ....

久田永 雲雀

夢...か...

久田永 雲雀

今何時だ...??

久田永 雲雀

久田永 雲雀

6時か...

久田永 雲雀

てか....

久田永 雲雀

久田永 雲雀

さとりまだ帰って
なかったのかよ...。

久田永 雲雀

でも

久田永 雲雀

久田永 雲雀

今は1人が嫌だから
ちょうど良かった。

さとりをそっと 片腕で抱きしめ返す。

久田永 雲雀

誰かの体温って
落ち着くな....

そのまま深い 眠りへと 意識が落ちていく

第3話 [完]

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