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ある日のこと、山のふもとの小さな町にエアリーという名の素敵な女の子がいました。

エアリーは好奇心旺盛で、どの山も登っているほどです。

エアリー

お父さん!あの山にね、すっごく大きいお城があるの!

と、エアリーは急に言い出しました。

お父さん(ジース)

そうなんだ!エアリーはそこに行きたいのかい?

エアリー

うん!今度お父さんとお母さんも一緒に行こう!

エアリーは飛び跳ねて言いましたが、お父さんとお母さんは口をポカーンと空開けて3秒間エアリーを見つめたら、

お母さん(リリス)

エアリー、あそこには行っちゃダメ。1人でもダメ。私たちとでもね

お父さん(ジース)

あそこには行くなよ・・・?あそこの山奥にはでかいかい・・・

お母さん(リリス)

こら!お父さん!それ以上は言っちゃだめ!

と、エアリーにとって、とても不思議な会話でした。

その日の夜・・・

エアリーは突然こう思いました。

エアリー

((お父さんのあの話の続きはなんだろう。きっと、怪獣のような小さなことりとか!いや、子ネコかなぁ・・・。明日行こぉっと!🎶))

と、お父さんとお母さんの話もすっかり忘れていました。

そして、次の日の朝・・・

エアリー

ねぇ!お父さん!お母さん!今日ね、お友達と遊ぶんだけど・・・いいでしょ?

お母さん(リリス)

えぇ!いいわよ?だけど今日は寒いから・・・

エアリー

うん!わかってるから、じゃあね!

お父さん(ジース)

あの子は本当に元気な子だなぁ

お母さん(リリス)

エアリー、誰とどこで遊ぶのかしら。

お父さん(ジース)

大丈夫さ!

その頃、エアリーはどこにいるかと言うと・・・

あの山に!!

エアリーは嘘をついて、あの山に来たのです。

エアリー

あぁ。しんどいなぁ。こんなに疲れたのは初めてよ!

エアリー

しかも暑っつい!予報を見たら『涼しい風がふく』ですって?!ちっとも・・・ぁ・・・ついに来ちゃったわ。

エアリーは自分が見たいと言っていた大きなお城を見つけました。

エアリー

わぁ・・・。この門をくぐれば、お城の中って事ね!!

そうして、エアリーはくぐりました。

入ると、素敵なバラや、花がいっぱい植えられていました

エアリー

花があるってことは、誰かいるのね!お城に素敵な王子様とお姫様がいるんだわ!急ごっと!🎶

エアリーは走ってお城のドアの前に来て、ドアを3回ノックしました。

エアリー

あれ?おかしいなぁ、普通は出てくるのに。

エアリーは困った顔で少しドアの前で座り込みました

エアリー

こう見たら、お城ってとっても大きいのね。1回でもいいから、お姫様になってレモンティーを飲みながら、いや、ハーブティーでもいいわ!あっ、ドアを開くのが目的だった!

そう言うと、また3回ノックしました。

エアリー

もう!でないならこっちから入るわ!いいでしょ?

と言っても勿論返事はありません

エアリー

なんて失礼な王子様とお姫様なの?!もう入ってやる!

エアリーは少し怒った顔で言いました。

ですが、普通なら門やドアの前に召使いや兵士が立っているはずです

「エアリー、あそこには行っちゃダメよ・・・」

お母さんの言っていた事が頭の中で聞こえました。

エアリー

ここは・・・行っちゃダメ・・・だけど!きっと優しい人がいるのよね・・・。悪い人なんか絶対いないんだから!

と、思いきってドアを開けようとしましたがやはりエアリーもこう思ったのです

エアリー

((ちょっと待って、ここはお城よ・・・?普通、ドアに鍵が・・・でも・・・あぁもう開ける!あまり考えちゃダメ!私は行く!))

エアリーは自分に言い聞かせ、ドアを開けると、鍵は空いていたのです。

エアリーはびっくりしました。

エアリー

誰かいるのー??私はアランヴェールという町の娘よ〜!名前はエアリ〜!返事はないですか?〜

エアリーは大声で言いましたが、返事はありません

すると、エアリーの目の前に1つの宝箱がありました

どんな宝箱かと言うと色んな動物の絵が描かれた大きな宝箱です

エアリー

何これ!開けたら何が入っているんだろう。素敵なドレス?素敵な冠?あけていいよね!

エアリーは開けました。

開けると、エアリーは目を輝かせました。

エアリー

なぁんだ。金色の王冠、ルビーが付いたネックレス、サファイアが付いたブレスレット・・・すごい量・・・

エアリーが1番気に入ったのは赤色のバラがついた金色のバイオリンでした

エアリーはバイオリンを手にし、弾いてみることにしました

エアリー

わぁ!ピカピカ!できればドレスが欲しかったけれど・・・悪くないわ!

そして、バイオリンを弾こうとしたその時です!

エアリーの周りからコショコショ話が聞こえたのです こんな感じに

???

あの小汚い娘がアイツの花嫁になるのかい?

???

そうさ!何が綺麗な娘だって?!アイツはこいつを誰かと間違えたんだぜきっと!

???

わからないのだから、あまり言わなくても良いでしょう?もしかしたらシフォーナ夫人より美しいかもしれないのに。

周りから3つの声、エアリーは言いました。

エアリー

なんなのさっきから。おまけに「小汚い」ですって!?しかも、花嫁になる気は無いし、シフォーナ夫人より美しい自信があるわ!シフォーナ夫人は・・・知らないけど

そしたらまたまた後ろから

???

やぁ、お前の名は?

とても低い声にエアリーはびっくりして

エアリー

キャァッ!

という声を上げたと同時に後ろを振り向くと、予想以上に小さいハリネズミでした。そして、

エアリー

可愛いハリネズミさんね♥たけど名前は聞くよりも先に言うもよ!あと服を着てるなんてビックリだわ!

???

服は着るもので、俺の名は

ジャック

ジャックだ。お前は?

エアリー

もう!名前をレディーに聞く時は、「お嬢さん?お名前は?」とでも言うでしょう?・・・。分かった。私の名前はエアリー

ジャック

そうか。ジャックという名は覚えといた方がいい
俺はもう散歩に行く

エアリー

何しに散歩?

ジャック

気晴らしに

エアリー

私も行く!

ジャック

お前は・・・あぁ、レディーは行かなくてもいいですよ

エアリー

・・・(•ω•˘ )

会話が終わると、

???

ちょっと

という声が聞こえました

今度は高くて、上品な声です

エアリー

今度は何?!

エアリーはまたビックリしました

シフォーナ夫人

私はシフォーナ・シトランス

シフォーナ夫人

シフォーナ夫人と言ってちょうだい

シフォーナ夫人

あなたの名前は知っているわ。ジャックと喧嘩している時に知ったわ。

エアリー

あなたがシフォーナ夫人なのですね。初めまして!

エアリー

その“上品だけど少しいばった”からして周りの声の3つのうちの1つ・・・

エアリー

あぁ!あの方ね!

シフォーナ夫人

どんな表現の仕方なのよ・・・

エアリー

そんな話はどうでもいいです。そして、気になるのが私は誰の花嫁になるのですか?・・・

シフォーナ夫人

え?知らないのかい?聞いてないのかい?教えてあげる

シフォーナ夫人

予言図を・・・!

シフォーナ夫人夫人が言ったあと、予言図がバサッ!と開きました

エアリー

この私の髪に似た女は誰でしょう?

シフォーナ夫人

アナタよ?

エアリー

この大きい男は・・・?

シフォーナ夫人

ジャック・オフトラス よ。

エアリー

え・・・これがジャックなの・・・?

にこ/惢恋💐

1巻読んで頂きありがとうございます!!

にこ/惢恋💐

まだまだ底辺なのですが、これからもっと面白い作品を出していきますので、よろしくお願いします!💐

にこ/惢恋💐

フォロー、いいね、よろしくお願いします!

にこ/惢恋💐

では!
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