俺の過去(?)
僕はいわゆる優等生。
でも嫌われるような優等生ではなく
慕われるような優等生。
クラスの人
結翔くんここの問題教えてくれない?
クラスの人
結翔ー、明日一緒に遊ばね?
先生
結翔、体育祭の話なんだが……
慕われることは嬉しかった
でも僕は皆がおそらくする事を
僕は出来なかった
夢があった
医者になるって夢。
それを親に言った
母さん
あのね、結翔。
母さん
夢を叶えることが出来る人はね
母さん
努力が出来る人のことよ
母さん
結翔にはそれは無理よ
母さん
あとね、夢が叶えることが出来る人は
母さん
ほんのわずかの選ばれた人だけよ
僕は……
誰にも選ばれない
その時夢が一瞬にして灰になって 無くなった気がした
だから僕には夢を作ることが出来ない