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海翔
由貴は、ほんと小さくて可愛いね
休日
突然、音になったその声は由貴（ゆき）の耳にもしっかりと入った。
由貴
なにそれ、嫌味？
ぷくっと頬を膨らませながら、由貴は言った。
海翔
そんなに怒らないで
海翔
それに、嫌味なんかじゃないよ
海翔
ただの愛情表現
由貴
……ならいいけど
海翔
ところでさ、由貴
由貴
ん？
海翔
『キュートアグレッション』って知ってる？
聞き覚えのない言葉に、由貴は首を傾げた。
由貴
きゅーとあぐれっしょん…？
由貴
なんだそれ
海翔
可愛いものを見ると、噛んだりイジメたくなる攻撃的衝動のことだよ
由貴
へぇ〜そうなんだ
由貴
……って、なんで今それを言った？
海翔
……ふふっ
由貴
おい、笑って誤魔化すな
海翔
あれ？由貴、逃げ腰になってるけど
由貴
そりゃ怖いから！
海翔
怖くないよ。ちょっと痛いだけだから
由貴
ひっ……
由貴
い、いやだぁぁぁ！
由貴くんはこの後美味しく頂かれました。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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