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皆さんこんにちは!虚です!

さっき気づいたのですが、留依の紹介をしてなかったので

今回のお話の後に留依の紹介をします!

では本編をどうぞ!

流華

ただいま〜

留依

あ、お姉ちゃん!

留依

おかえり

流華

先に帰ってたんだ

留依

うん!

学校で私は大丈夫と言い放って5限目、6限目を受けて走って帰った

あんな風に言い放って留依にはごめんって言わないといけないと思うけど

今は謝らなくても自然と許してくれる留依の優しさに甘えてたい

流華

初登校どうだった?クラス?

留依

すっごいいっぱい優しさ人とかいて楽しかった!

キラキラ目を輝かせながら語る留依を見て一安心した

今日の私の頭のどこかで自然と留依のことを心配してたから

流華

今日は、ありがとね

流華

あの状況から助けてくれて

留依

全然、いいってことよ

流華

ご飯食べた?

留依

食べてないかな?

流華

お母さん達まだ帰ってこないから

流華

今のうちに食べよ!

留依

そうだね

留依

今日は私も手伝うよ

流華

ダメ!

流華

もしお母さん達が早く帰ってきた時

流華

怒られて留依が殴られる姿を見たくない

お母さん達はいつ帰ってくるか分からない以上留依には部屋にいてもらった方が安全だ

流華

お願い、部屋に戻って待ってて

留依

わかった、

とりあえず急がないとと、思っていつもよりも雑だけど早く料理を仕上げることが出来た

途中指を切ったりしたが、絆創膏を貼れば大丈夫そうだ

流華

ごめん、ちょっと雑だけど

流華

ご飯できたよ

留依

ありがとう!

嬉しそうな留依の姿が少しだけ私のモチベーションになっていた

留依

美味しかった〜

留依

これで勉強頑張れるよ

流華

ほんと!嬉しいな(*^^*)

流華

お皿洗うから置いといて

留依

うん、わかった

流華

留依がどこか寂しそうに見えた だからなのかな? 私は無意識に留依を抱きしめた

流華

勉強頑張れ

流華

留依、大好きだよ

自分でもびっくりした、まさかこんな大好きという言葉が私から出てくるなんて

留依

あり、がと…

留依

わ、私も、大好きだ、よ

照れながらも私の目を見て大好きと言ってくれる留依が、可愛かった

夕日を見ながら走ってる時、夕日が綺麗でそれを見てるいると辛いことを一時的に忘れられる

どうせ家に帰ればこの日々の辛さを思い出す でもそれでもいい、少しでも楽になれる時間が私には必要

佐野さんとのあの1件から2ヶ月が経った もう7月か

留依

ふぁ〜

最近留依はずっと勉強している 目を合わせる度にすごく眠そうにしている

流華

今日こそはちゃんと寝てよ

留依

わかった〜

少し心配だったけど 留依には友達もたくさんいる、きっと友達が支えてくれるだろう

そんなに人任せなことを思ってしまう自分にうんざりする

安璃

おはよう!流華

流華

おはよう!

流石に2ヶ月よく話してれば安璃とはめちゃくちゃ仲良くなった

私はあの日から佐野さんを避けるようにしている

安璃

流華…

流華

何?

安璃

宿題見せて

流華

自分でやってね

安璃

ケチ!

流華

サボリ!

そんなふざけた会話をしながら今日1日過ごした

今日はかなり遠回りをしながら走った、いつもと違うルートを走ったからか、かなり疲れた

流華

ふぅ、

一息ついて持ってきたお茶を飲もうとした瞬間バイクの音がした

流華

ここら辺は誰もあまり来ないはずなのに、なんで?

マイキー

タケミっち今日は早くついたぞ

タケミチ

ほんとっすね

タケミチ

1番乗り

やばいパーカーどこ置いたっけ

流華

(やばいこのままじゃ倒れる)

さすがにこの半袖だと腕の痣が見える。痣を隠さないと

流華

あれ?どこ?

まだあっちは私の存在に気づいてない 今のうちだと思った瞬間

視界がクラっと動いた 脱水症状と疲労だ

意識をたもとうと必死に立とうとしたけど ドサッ 音を立てて私は倒れた

マイキー

…ぃ

マイキー

おーい

タケミチ

中々目覚めませんね

流華

ん、

私は、倒れてどうなったんだ?

マイキー

お、起きた

流華

あ、

急いで起き上がると佐野さんが目の前にいた

やばい、隠さないと隠さないと隠さないと

あれ、でも、もうバレてるじゃん

私は頭を冷静にしてとりあえず急いで、近くにあった私のパーカーを着た

流華

あ、あの

ありがとうを言うべきか、ごめんなさい言うべきか、痣について聞くべきか迷っていると先に佐野さんが話し出した

マイキー

お前神社に倒れてるのうちの隊員が見つけたから

マイキー

とりあえず日陰に運んだけど大丈夫か?

流華

あ、ありがとうございます

痣について聞こうとしたら遠くから佐野さんを呼ぶ声がした

三ツ谷

起きたか?

マイキー

起きたよ

三ツ谷

お前体調とか悪いとことかないか?

流華

おかげさまで、バッチリです

三ツ谷

そうか、良かった

もう、痣について聞かずに帰った方がいいような気がした

流華

それじゃ、私帰ります

私は起き上がって走り出した時

千冬

おっと、それは出来ないな

流華

あ〜やっぱり見られたからか

どうしよ、やだな警察とか施設とか

流華

三ツ谷

話せ

誤魔化すべきか真実を言おうか

迷っていると留依の言葉を思い出した

誰かが、助けてくれる…

流華

助けて…

それだけが最初に出た

そっから涙が溢れ出して 泣きながら止まらなくなった口で話す

流華

最初は、小さい頃はッどうにかしようと頑張った

流華

まだ、私たちに対して愛はあるって

流華

でも今じゃもう諦めるしかなくて

流華

日々不快な思いをさせれば殴られて、

流華

でも留依だけは守りたくて笑っていて欲しくて

流華

頑張っているけど

流華

日々過ごしていくほど涙が止まらなくなって

流華

笑ってないと涙が溢れてッ

流華

あの家庭にいると期待通りの子にならないとって

流華

私を作って

流華

やりたかったことも全て捨てて

流華

結果私がなんなのかわかんなくなって

流華

留依を守るって意味とかないとッ

流華

自分の生きてる意味や価値がなくて

流華

ひたすら消えたくなってッ

泣きながら、少し大きい声で話す私をここにいる人は静かに聞いてくれた

全てを言い終えて息を整えていると佐野さんが私のパーカーの袖をめくって痣を見てた

マイキー

通りであの時必死に抵抗したんか

マイキー

ごめん

流華

佐野さんが謝る必要はないです

流華

それで、話しましたけど

流華

警察にでも出すんですか?

流華

児相にでも行くのですか?

少し嫌そうな声で聞くと佐野さん達は真顔になった

三ツ谷

警察とかに行った方がいいと言いたいとこだけど

三ツ谷

強要はしない

三ツ谷

でも、俺たちで良ければなんでもする

流華

他人になにかするって言われても…

マイキー

まぁそうだよな

流華

っていうか名前も知らない人に

流華

言われるのが1番信用出来ません

千冬

あ〜悪い

千冬

松野千冬だ

三ツ谷

三ツ谷隆

場地

場地圭介

流華

はぁ、

ドラケン

おいマイキーいい加減帰るぞ

流華

流華

えっと、誰だっけ

ドラケン

忘れちまったか

ドラケン

龍宮寺堅だよ

流華

あ!

ドラケン

思い出したか

場地

お前の役に立てないか?

なんで他人の私にこんなに良くしてくれるんだ

かなり疑問は出てきたけど試しだ

流華

1ヶ月待ってください

流華

その1ヶ月で貴方たちと関わってから決めます

マイキー

わかった

もし、この人たちがいい人なら一か八か任せてみよう

留依を守るんだ

今回はここまでです!

では留依の紹介です!

留依

名前・留依(るい)
好きな物・流華
得意な事・勉強

留依

↑これ私の見た目です

ではまた次のお話で、

じゃね〜

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