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コメント
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ﾀﾞｧﾝｯ
pr
pr
フードを深く被り直す
pr
pr
ﾀﾞｧﾝｯ…ﾀﾞｧﾝ…ｯ
pr
人の気配はもう感じない
周りを確認してから部屋の奥へ進む
pr
1台のノートパソコン
それを鞄の中に入れる
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歩きながら耳に手をあてる
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少しノイズが入って通話が切れる
…疲れてるね、か
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ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…ｯ
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何やら騒がしい
ｶﾞﾁｬｯ
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ｶﾞﾁｬｯ
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初めに目に入ったのはテレビに写ったマリオカートの順位表示
今逃げ回っているちぐは最下位
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ちぐは一生懸命暴れているがあっきぃに羽交い締めにされては為す術ない
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あの後、あまりにも耳に毒なことを家の中で叫んだ4人はあっとの逆鱗に触れ説教中
pr
その隣で俺は食事中である
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あまりにシュールなので少し笑ってしまった
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ちぐ、めげないなぁ…w
ゲームが命と言わんばかりのあっきぃとまぜ太は絶望、けちゃはゲームが苦手なので特に支障はないと言った表情である
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いいこと考えた…w
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食器を流しへ運んでからソファーへ向かう
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テレビを起動し、スイッチを接続
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こんな時間がずっと続いてほしいと心の底から思う
だから俺は
異能は危険なものでないと
誰かを守ることに使える力なのだと
俺たちの存在を認めてほしい
だから戦う
その先に
俺達も笑える未来を夢想して
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