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前回までのあらすじ

些細なことから喧嘩に発展してしまった ソ連とナチス

そんな中枢軸会議を終えたナチスは帰り際にイタ王に飲みに誘われる

まんまとついて行ってしまったナチスは 酔いつぶれてしまい……

⚠️ATTENTION⚠️ ※☭×卍前提 ※🇮🇹👑×卍 ※旧国有り ※政治的意図無し ※♡汚喘ぎ有り

⚠︎政治的意図無し⚠︎ 戦争賛美‪✕‬ 一部史実が含まれますが、 諸説あります ご容赦ください

𝑳𝑬𝑻'𝑺 𝑮𝑶_______

……チクッ…

ナチス

…………ッ
ビクッ……

ナチス

…………?

腕にチクンと痛みが走り、 意識が戻ってくる

ナチス

(…………!)

ナチス

(ここ……は…?)

ナチス

(私……どうして…)

知らない天井、知らないベッド

朦朧とした意識の中、 自分の記憶を辿る

ナチス

(……よく…思い出せな…)

まだ酒が残っているのか頭が回らない

???

……チ

???

…ナチ

ナチス

(誰か…いる…?)

重い瞼を薄く開けると、 目に映るのは黒のハイネック……

ナチス

そ……れん……?

ではなく黒シャツに 黒ネクタイを締めた……

???

……ふふっ

???

やだなぁナチ……

???

人間違いなんて……!

ナチス

い……た…おう…?

???

………そう

イタ王

……僕だよ

ナチス

……あ…

イタ王

おはよう、ナチ♡

段々と記憶が蘇ってくる

ナチス

(そうだ…昨日……)

ナチス

(イタ王と一緒に飲んでて……それで……)

イタ王

ナチったら昨日途中で寝ちゃったんだよーッ……

イタ王

僕といるのにさ…

ぷくっと頬を膨らませイタ王が拗ねる

ナチス

……!

ナチス

(それでベッドで寝かされてたのか……)

ナチス

……それは悪い事をした……

イタ王

……まぁいーけどっ!

イタ王

大変だったなー、
ベッドまで運ぶの!

ナチス

ッ…そうか……

ナチス

本当に済まなかっ……

ナチス

……!?

身体を起こそうとするも 酒のせいか身体に力が入らない

ナチス

(ッ…なんだ…力が……)

ナチス

……なぁっ、イタ王ッ…

ナチス

身体を起こすのを手伝ってくれないか…?

ナチス

恥ずかしながら…まだ身体に酒が残ってるようだ……

イタ王

えー……

イタ王

しょうがないなぁ…

イタ王は何とか上半身を浮かせたナチスに手を差し伸ばした

ナチス

…!ありがッ……

トサッ

ナチス

へ……

掴まれた手は、起きるのとは 逆の方向に押し返され

気がつけばイタ王に押し倒されていた

イタ王

……ちょっと押しただけなのに……

イタ王

簡単に倒れちゃうんだね、ナチ♡

ナチス

イタ……王…?

ナチス

え、…なんっでッ…!

イタ王

ナチ、無防備すぎだよ?

イタ王

僕、ナチが好きって言ったよね?

ナチス

ッ……

イタ王

自分のこと好いてる男の家に自分から来て酔っ払っちゃうなんて……

イタ王

喰ってくださいって言ってるようなものだよ♡♡

ナチス

ッそんなつもりじゃ……!

イタ王

えーでもナチ……

慰めてもらいたかったんでしょ?? ソ連とのこと

ナチス

ッ……!

ナチス

ッ……そっ…れは……ッ!

イタ王の言葉に思わず視線を逸らす

まさに自分の魂胆を見透かされ ナチスには返す言葉が無かった

ナチス

ッ〜〜〜〜〜〜///

イタ王

あ〜図星だね♡

イタ王

……いいよ

イタ王

僕が慰めてあげる…

ナカまでたっぷりね

その頃ソ連……

ソ連

ただいまっ………て……

ソ連

(喧嘩中だもんな、
返事なんて
返ってくるわけが…)

彼はちょうど外食から 帰宅したところだった

ソ連

(……にしても変だ)

ソ連

(とっくにナチは
帰っているはずなのに
電気が付いていない)

ソ連

………ナチ…?

真っ暗な部屋の中に ソ連の声が吸い込まれる

ソ連

……

ソ連

(嫌な予感がする…)

咄嗟にナチスに電話をかける

ソ連

不在着信

不在着信

ソ連

不在着信

不在着信

ソ連

…繋がらない……

ソ連

(いつも2コール目には出るのに……)

時刻はまさに日付を越えようとしていた

ソ連

(残業にしても遅すぎる……)

ナチスが家に帰っていないのは 明らかにおかしかった

ソ連

……寝てるのか…?

ソ連

……一応寝室も確認しよう

祈るような気持ちでそっと 寝室の扉を開ける

ソ連

…………

……いない

ベッドは今朝の状態を 保ったままだった

ソ連

(これは……)

ソ連

(まずいことになったな)

一歩部屋に踏み入れたソ連の足に、 コツンと何かが当たる

ソ連

…?

ソ連

これは……

ソ連

(俺の盗聴器……の)

それはかつてソ連がナチスに 仕掛けた盗聴器の受信機だった (3話参照)

ソ連

なんで…こんなところに…

受信機

……√ガガッっピー___

ソ連

!!

受信機からは微かに電子音が漏れていた

それは盗聴器本体に電源が 入っていることを意味していた

ソ連

っ!
バッ

藁にもすがる思いでソ連は 受信機に耳を当てる

ソ連

(頼む…何か……)

ソ連

(何かあいつのいる場所の
手がかりが……!)

この受信機から何か手がかりが 得られるのではないか

直感的にソ連はそう感じた

受信機

√ガガッ…ザザッ…

受信機

√ザザッ……〜〜

ソ連

明らかな肉声が聞こえる

受信機

√ザザッ…い……や…

ソ連

…!この声……

ナチス

√やッ……めろッ…!
ハァッ♡♡

ソ連

ナチッ……!!

安堵したのも束の間、 不穏な声だけがソ連に流れ込んでくる

ナチス

√まだッ…
引き返せるからッ…!
ハァッ♡

ソ連

……?

ソ連

(なんだ…?
何かおかし……)

???

√ ……ふふっ…

ソ連

この、聞き覚えのある声…

???

√ ザザッ…引き返す?

???

√ もうそんなライン……

イタ王

√ とっくに越えてるんだよ

ソ連

……!!

ソ連

あ…の、
ピッツァ野郎……!!!

イタ王

√ ザザッ僕無しじゃ
生きれないように…

イタ王

√ちゃんと
犯してあげるからね…♡

ノイズに埋もれながらも はっきりと聞こえたのは

紛れもない恋敵、イタ王の声だった

ソ連

ッ………

ソ連

(なんであいつとナチスが一緒にいるんだ?でもナチス嫌がって…いや他の男とこんな時間まで一緒にいることが良くないとかあのイタ王絶対許さない許さないでもそれ以前に……)

俺が朝喧嘩しなければ…

「自分のせいで恋人が酷い目に」

そんな思いと同時に、 後悔がどっとソ連を襲った

ソ連

……

意を決したようにソ連は 受信機から耳を離した

ソ連

……絶対

ソ連

絶対ナチを連れ戻す

一刻も早く

俺はあいつに詫びなきゃならない

ソ連

……もっとも……

あいつは俺のものだ

ナチス

やッ……めろッ…!
ハァッ♡♡

ナチス

まだッ…
引き返せるからッ…!
ハァッ♡

イタ王

……ふふっ…
引き返す?

イタ王

もうそんなライン、
とっくに越えてるんだよ

そう言うとイタ王は ナチスの胸の突起をシャツの上から弾いた

ナチス

ッあっ……!♡♡
ビクッ♡♡

イタ王

あ〜ッ♡かわい♡♡

イタ王

知ってるよ、
君はここが弱いの
スリスリ♡♡

イタ王

この前たっっっぷり
見させて貰ったからね

さきのリモート会議のことを思い出し 顔が熱くなる

ナチス

ッ……♡♡

イタ王

僕無しじゃ
生きれないように…

イタ王

ちゃんと
犯してあげるからね……♡

ナチス

ッ……はぁッ♡
くっ…そがッ……♡♡

イタ王

……ふふっ

イタ王

……さて、そろそろ…

イタ王

薬が効いてきた頃じゃないかい?♡

ナチス

ッ……なっ……

ナチス

(あの目が覚めた時の
針のような痛みは……!)

ナチス

ッ……何か
盛りやがったな……!!

イタ王

……そういうコト……♡

ナチス

貴っ…様ッ……!!

イタ王

……強がるのも
そこそこにね…

イタ王

きっとすぐに、僕が欲しくてたまらなくなる…♡

殴り掛かりたい衝動に駆られるも、 身体に力が入らず まともに動くことが出来ない

空気が、身体に触れる 全ての刺激が甘く変換されて ゆくのを感じる

ナチス

ッ……くそっ…!♡
ハァッ♡ハァッ♡

ナチスの息は艶をまとい始めていた

イタ王

…あははっ…!

イタ王

やっと今日、君は僕のものになる……

イタ王

……さぁ、始めようか♡

ベッドをギシリと軋ませて イタ王が迫る

ナチス

ッいやっ!♡♡
いやだいやだいやだ!!

ナチス

私にはッ…ソ連がッ!!♡♡

イタ王

……

別の男の名にイタ王の顔が曇る

イタ王

……僕はあんな奴よりも、
もっと君のことヨく
できるよ…?

ナチス

嫌だっ…!ソ連ッ……!

届くはずのない助けを ナチスは求め続ける

イタ王

……うるさい口だな

イタ王

そんな悪い口は……

塞いじゃおうね?

ナチス

っやだッ…いやぁッ!
んむっ…!♡

ちゅっ♡♡くちゅッじゅるる♡♡

嫌がるナチスの唇を無理矢理奪う

ナチス

ッふぁっ♡♡あっ♡んンッ♡

イタ王

ッ……♡♡

ぢゅるッ♡ちゅっ♡♡クチュっ♡♡

れろぉ♡♡

ナチス

ッんン……!♡♡

イタ王の舌が、さらに深く ナチスの咥内を犯していく

ナチス

っはッ……♡♡ふぅッ♡
んっ♡

ナチス

(ぬるぬるするっ……)

ナチス

(きもちッわるいっ……)

ちゅッくちゅ…れるれるッ♡♡

ナチス

(ッこいつッ……舌長……♡)

ナチス

ッ〜〜〜〜〜〜〜〜♡♡

イタ王

……ぷはッ♡♡

イタ王

っはぁッ♡ははッ♡♡

イタ王

ナチ、今君……

イタ王

自分がどんな顔してるか
わかってる?笑♡

ナチス

……へ…♡

乱れた息、潤んだ瞳、半開きの口

全てが完璧なまでに 扇情的に整っていた

イタ王

ッ……はぁッ♡
あのね……ッ

すっっごいメス顔♡♡

ナチス

?!!///
ビクッ…ゾクゾクゾクッ♡

耳元でそう囁かれ、身体が反応してしまう

ナチス

そんなッ…
してなッ、い…!///

そんなはずは無いと、 他の男に発情するわけが無いと 必死に否定しようとする

イタ王

……へぇ、そう…

イタ王

ナチ、あっち見て?
グリンッ

ナチス

ッ!?

イタ王に頭を掴まれ、 無理やり横を向かされる

と、イタ王の部屋の姿見に写る、 ベッドに敷かれた自分と目が合った

ナチス

……あっ…///

イタ王

……ね?♡ナチス…♡

ナチス

(私はっ……)

ナチス

(私はっ、なんて……)

物欲しそうな顔をしているんだ

イタ王

ッははっ……♡♡

イタ王

そんな顔しちゃうなんて、

イタ王

男の子失格だね♡♡

ナチス

ッ〜〜〜〜〜///♡♡

イタ王

いいよ、欲しいんでしょ?

イタ王

ナカが寂しくて
たまらないんでしょ?

ナチス

ッはぁッ…♡
ちっ…くしょッ……♡♡
キュンキュンキュン♡♡

イタ王の声に呼応するように ナカが哀しく鳴いた

イタ王

…ふふっ……
それじゃあ……

イタ王

たーっぷり慣らして
焦らして……

僕の無しじゃ 駄目にしてあげようね

To Be Continued…

鎌と槌とハーケンクロイツ

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コメント

31

ユーザー

これ、で終わるのか、、、?もっと見たかった人生だった

ユーザー

初めて拝見させて頂きましたが物語の繋ぎ方がとても綺麗で心情描写が凄く分かりやすく小説に没頭できるような作品ですね✨️ご多忙にも関わらずこの様な作品が駈けて尊敬ですっ! イタ王×ナチが主食なのでこのまま堕ちてほs(((

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