ーーー次の日ーーー
久苑 クオン
午前 5時30分
まだ久苑は、寝ていた
そして、同じ部屋で寝ている…
憐 レン
憐と云う少年もまだ夢の中だ
6時15分
(ピピピッ⏰)
目覚まし時計が五月蝿く鳴った
久苑 クオン
久苑 クオン
久苑 クオン
久苑が憂鬱そうに云う
久苑 クオン
憐 レン
久苑 クオン
久苑は、少し呆れた顔をし、
久苑 クオン
憐 レン
久苑 クオン
久苑 クオン
憐 レン
憐は、目をつぶったままそう呟いた
久苑 クオン
久苑は、怒っているような笑っているかのような表情を見せ、
久苑 クオン
ベッドから降り、クローゼットの中から白のカットシャツ、黒色の半ズボンスパッツ、紫色のジャケットを取り出した
憐 レン
久苑 クオン
久苑は、手際良く憐の制服を用意し、 自身は、先程選んだ服に着替えた
憐 レン
憐 レン
憐 レン
憐が不思議そうに首を傾げる
久苑 クオン
久苑は、そのまま固まり数秒してから
久苑 クオン
と少し冷たい声で云った
憐 レン
憐 レン
春 ハル
そう云いながら手をぶんぶんっと横に振る
久苑 クオン
憐 レン
葵 アオイ
少しだけ頬を赤らめた葵がキッチンから顔を少し出す
久苑 クオン
憐 レン
葵 アオイ
亜友翔 アユト
亜友翔が、椅子に座って腕を組み、呆れたと言わんばかりの顔をしている
久苑 クオン
久苑 クオン
久苑は、一瞬考え、正論を吐いた
葵 アオイ
葵は、少し焦りながら苦笑した
憐 レン
久苑 クオン
憐が、「お母さん?!」とツッコミを入れる
春 ハル
久苑 クオン
久苑が、笑った
とても寂しそうに……
ザワザワと生徒達の賑やかな声が聴こえる
憐 レン
憐は、その光景を横目でチラッと見て
憐 レン
と 呟いた
シルク
コ―ドネ―ム _シルクが、手を振りながら憐に声をかける
憐 レン
上履を取り出しながら、憐はそう云った
シルク
シルク
シルクは、横目でチラッと憐の鞄を見た
シルク
憐 レン
憐 レン
シルク
シルクは、(サッ)と目を背けながら
シルク
憐 レン
憐 レン
シルク
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
髪と目は白色で、黒色の制服に身を包んでいる
彼が、そう呟く
葵 アオイ
葵 アオイ
葵 アオイ
葵 アオイ
葵 アオイ
彼の顔から笑顔が消え、先程預かった書類に目線を向ける
少しドスの効いたその声は、とても恐ろしく
その後に創った笑顔もとても恐ろしかった
ーーー
コメント
4件
続きダァァア!! 今回も面白かったです!続き楽しみにしてます!