敵組織の人達
なんで奴がここに…
敵組織の人達
ポートマフィアの茨姫、水無月流菜…
敵組織の人達
落ち着け!奴は一人だ!
敵組織の人達
全員で追い詰めれば確実に殺せる!
敵の混乱した声が聞こえてくる
私は壁の陰に隠れて様子を窺う
流菜
敵は100人程度、私一人だと油断している様子
流菜
私の異能で誘導したから西、東、南から攻めて!
そう通信機で指示を出し、私は地下へ急ぐ
地下
コンクリートの階段を一つ降りる度にコツ、と音が響く
敵組織の長
俺達を殺して良いのか?
階段を降りた先で銃を構えて私を待っていたのは敵組織の長
敵組織の長
大事な取引先だろ?
流菜
首領があなたの組織との取引は無益だと判断しました
流菜
まあ抑もあなたはマフィアの嘘の情報を流して私達を陥れようとした
流菜
その時点で命は無いですよ
敵組織の長
それが如何した
敵組織の長
俺は目の前の利益で判断する
敵組織の長
だから組織もここまで大きくなったんだ
流菜
……………はあ
流菜
そんなんだから一番大事なことに気付けないんですよ
敵組織の長
一番大事なこと?
流菜
あなたが喧嘩を売った組織ですよ
流菜
私達、ポートマフィアに楯突いて生き残れるとでも思ってるんですか?
敵組織の長
一犯罪組織如きが…
私は腰に差していた銃を抜き、相手に向ける
が、相手の銃弾が私の銃に当たり、吹き飛ばされる
流菜
っ………
流菜
(拙い…このままじゃ負ける)
流菜
(私はまだやらないといけないことがあるのに)
手を押さえて諦めて目を閉じたとき、背後から足音が聞こえた
マフィアの構成員達だ
流菜
ごめん…後…
流菜
頼んだ
構成員
流菜さん!?
構成員
流菜さん!!






