上司
上司
上司
Broooock
上司に連れられ僕たちは
いわゆる華街と言われるところに来てしまった
ここは白尾町、華街で有名な町だ
シャークん
きりやん
ボソボソと小さな声で話す2人は一緒に道連れにした
バレて僕だけ辞めるって言うのなんか嫌だし
どうせなら全員で辞めよっていう
上司に誘われ、断ればいいものの結局圧に負けて来てしまった
今日は機嫌が悪かったのでしょうがない
一応上司の機嫌取りでもあるから、酒ぐらい付き合わなきゃなぁ
そう思ってついてきた矢先、これだ
普通の酒付き合いならともかく、華街。
華街とは別名で遊郭の事を表す
遊郭の遊女は…酒でなく体の接待もあるわけで
簡潔に言えば
僕たちは上司の体の目的で道連れにされ
もしかしたら僕たちまで体の関係になって
仕事場にバレる
っていう事が起きる
僕らの仕事は保安局情報取引
国内治安自治を行っている機関との情報取引だ
簡単に言えば警察みたいなもので
その警察官がこんなとこにいたら大問題
だからやばい、とてつもなく
Broooock
僕のため息は遊郭で響き渡る声達に消され、上司には届かない
後ろからはまだブツブツと愚痴を言っている声
周りから聞こえる女の笑い声やその客の声
もちろんあまり聞こえてはいけないであろう声も聞こえてくる
Broooock
僕は自分の母親が嫌いだった
よく男のところに行って父さん残して傷つけて
結局父さんも家を出て行った
だから華街なんて来たくなかった
負けたけど
上司
指をさした方向には赤い橋に青い桜が咲いた城のような建物
その建物だけ別世界にあるような、そんな特別な感じがした
青い桜なんて見た事ない、ここの…
ここの名前は……
『白尾夜』
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コメント
4件
( '-' )スゥゥゥ↑ 最高すぎて死にかけた人です(◜ᴗ◝ ) 続き楽しみにしてます!!!
続き待ってました!やっぱり神作すぎます、、、!