恋の香りを漂わせて。

◤◢◤◢注意◤◢◤◢

口調不安定

キャラ崩壊あり

ネタ被ってるかも💦

初心者

OK？

恋の香りを漂わせて

先程 胡蝶しのぶ に言われたことを思い出し、変な事を考えないよう 言い聞かせる。

それにしても、全く迷惑な血鬼術にかかってしまった。

かけられた後すぐに首を切れれば良かったものの、大変小さくすばしっこい鬼だったため逃してしまったのだ。

日頃の鍛錬が足りなかったのだと反省しながら蝶屋敷を出る。

本当に運がない事に今日は水柱である冨岡義勇こと、義勇さんが炭治郎の鍛錬を見てくれる日だったのだ。

本当にやらかすなよ、と自分に釘を打って 義勇さんの屋敷の門を叩く。

しばらくすると、門が重みのある音と共に開いた。

義勇はいつものように少し素っ気ない返事をし、それを気にせずに炭治郎は元気に返事をして入っていく。

やはり義勇の屋敷は 整っているというか家具が少なく、少し寂しさを感じさせる。

今度 家具を一緒に買いに行こうかと考えた時。

もしかして もう気づいてしまったのかと 気まずいながら おずおずと聞いてみる。

義勇もいきなりの 強い感情の匂いに驚いたのだろう、困惑の匂いを感じる。

炭治郎もさすがに黙っている訳にはいかなくなり、話すこと 3分後。

事情を話終わり、少ししょげたような 顔と匂いをさせる弟弟子に義勇は 少し焦る。

慰めたいのだが、口下手な義勇には 一体 どんな言葉をかけたらいいのか分からなかった。

そして考え抜いた末 、炭治郎の頭に手をおきそっと撫でる。

嘘の匂いなく そう言った義勇に、炭治郎は ぱっと顔を明るくする。

そう言って1層 焦る匂いを濃くさせる炭治郎に思わず少し口角をあげる。

いきなりの義勇の天然発言に炭治郎は顔を赤くするが、当の本人はいきなりの羞恥の匂いに首を傾げている。

そして 仕返しと言わんばかりに…

次は義勇が顔を赤くさせる番である。