俺の名前は颯太(そうた)
極まれに居そうな
至って普通の学生だ
キーンコーンカーンコーン
先生
授業始めまーす
颯太
(なんだよ、遅れてきたくせに)
先生
はい、ここは
先生
こうで
先生
こうなっていますー
||☆\“(・_・。)コンコン
先生
大変だ!
先生
颯太くん、
先生
君の親が交通事故に巻き込まれたようだ
颯太
……え?
こんなの思ってなかった
いつも、いつも
普通な生活で
普通な日常
颯太
(それが今、ぶっ壊れた)
お母さん
颯太!おはよう!
お母さん
朝ごはんよ!
颯太
ありがと……
颯太
いただきます
お父さん
仕事行ってきます
お母さん
行ってらっしゃい
颯太
(俺が恵まれることなんて)
颯太
(何一つなかった)
颯太
ねぇ、お願い
颯太
目をさましてよ……
神様
僕の退屈を
返してください、
颯太
(その時俺が居たら)
颯太
(その時親が外に出てなければ…!)
俺はなんも出来なかった
それほどの知識を持っていない俺に
何をしろと
颯太
あれ、視界が透けて……
目の前が真っ暗
下に光を感じる
颯太
んっ……
目を開けたのは
俺が住んでる街並み、風景
周りには親の顔と
「なんでこっちに来るの?」
という困り顔
颯太
そうだ、あの時
颯太
気絶……したんだよな……?
上手く覚えられない
上からひかりが差し込んできた
お母さん
まだ貴方には
お母さん
やる事があるはずなのに
お父さん
なんでこっちに来たんだ?
お母さん
やりあまってる事は沢山ある
お母さん
ここに帰ってきたら
お父さん
楽しかった事、悔しかった事
お母さん
全部聞くからね!
颯太
んっ(何も喋れない)
お母さん
お母さん達
お父さん
閻魔様が呼んでいるから
お母さん
逝くね
お父さん
またどこかで
お母さん
会えるといいね
颯太
(待って……)
颯太
(こんなに辛い時に)
颯太
(助けてあげたいひとが居る時に)
颯太
何故、何故))
颯太
勇気が出せないんだ))
神様
この謎、教えてください






