酔眼朦朧

拳銃 だった .

びっくりしすぎて 撃つ ところ だった .. .

本物 を 見た こと が ないので 、 これ を 玩具 と 思う事 しか 出来ない .

だから と 言って 引き金 を 引く こと は 出来なかった .

ここは もう 自分 の 住んでいる 所 では ない のだ .

しかも さっき まで は 向こう で 言う「化け物」と 話していた のだ .

それなら ここ 以外 にも 大量 の「化け物」が …

やばそうな奴 って …

… 優しく してくれている 皆 を「化け物」って 言う のは 駄目 だよな 、 最低 だし .

誰も 居ない のが 少し 怖かった けれど 歩いていたら 慣れた .

暫く 歩いてる と 遠く に 草原 の ようなものが 見えた から 向かう こと に した .

… ちょっと 鼻歌 歌ってた … 誰 にも 聞かれて ない と 良い んだけど .

もう ちょっと 奥 行っても 良いかな … ?

凄い ！ けど 誰だ あれ …

きょーさん か まだ こっち に 気づいてないな .

思いっきり 手 振ってやろう . 気づくかな ? .

気付いてないな … てか 何見てるんだろ .

きょー が 見ている 方 を みると 大きな街 を 見下ろせる ような 場所 だった .

小声で 気付いた のか 、地獄耳 かよ .

きょー の 翼 を 指差し .

大きな街 を 見てみた . やっぱり 凄い .

そう言う と きょー は 酔茗 の 肩辺り を 掴んで 翼 を 広げた .

どんどん 地面 から 足 が 離れていく のが とても 面白く 感じた .

へぇ 〜 大体 の 人 知ってる って なんか 怖いな … .

どうやら この 世界 は 戦争 を している 国 が 多い らしい .

あ 、尻尾 振ってる … 半分 人 でも 可愛いな … .

なんか 貶された 様な 気分 … .

百日草 の 花言葉　…　絆