kyo -
ん よいしょ っと .

酔茗
声 が おっさん .

kyo -
黙りなさい .

kyo -
… 本当に 高い ところ 怖く ないんだな .

酔茗
怖いの ? .

kyo -
なわけ . 毎日 飛んでる わ .

kyo -
らっだぁ が 苦手 やから
悪い こと したら
ごめんなさい 言う まで 空 って 罰 を 時々 やってるん だよ .

酔茗
はは 笑
なにそれ 、おもしろ .

kyo -
これ だったら 酔茗 には
効かないな 笑 .

酔茗
らっだぁ に やる時 どんな 感じ なの ? .

kyo -
大体 叫びながら 謝る か 「絶対 に 俺は 謝らん ! 」って 駄々こねる か やな .

酔茗
らっだぁ らしい …

kyo -
レウ さん に は 効かんねん な ー … .

酔茗
えっ 、意外 かも .

kyo -
あいつ も 一応 飛ぼう と 思ったら 飛べる しな 、 .

酔茗
緑 くん も 出来そう だよね .

kyo -
幽霊 なったり 人間 の 足 生やしたり 正味 、仕組み が よ ー わからんねん な .

kyo -
は ? うしろ…

md
… オレ の 事 軽々 しク 話さない デヨ .

kyo -
っっ びっくり した .
ええやろ 、仲間 なんやし .

md
… 確かに 仲間 だけど … .
酔茗 、絶対 弱いじゃん .

kyo -
どりみー .

md
……

酔茗
… ど ストレート だね …

kyo -
ど り み ー ? .

md
… ごめん 、つい 声 に 出た .

棒読み だな … 仲良く なる のに
時間 が かかりそう .
md
… オレ ご飯 食べて くる .

kyo -
あいつ 普段 飯 なんか
食わんの やけどな .

酔茗
えっ

kyo -
ちょっと は 反省 してん じゃね ー の ? .

kyo -
あいつ 思った事 を そのまま 話す事 あるから さ .
許した っ てくれ .

kyo -
向こう の 人間 と 話す なんて 初めて やしな .

酔茗
分かった .

酔茗
仲良く なる のが 長くなりそう .

kyo -
どりみー は 手強いで ?

酔茗
ふふ 笑 .

緑 くん と 仲良く なれる かなぁ 、
また会ったら 気まずい なぁ … .
そろそろ ここ を 離れよう と 自分 の
部屋 に 戻ろう とする .
kyo -
あ 、そやん .

kyo -
酔茗 ? 聞きたい こと
ある んやけど .

酔茗
ん ? なに ? .

kyo -
んあ ー … お前 って
… 人間 ?

また … ? とも 思った し コンタミ との
こと を 思い出して 少し 怖くなる .
酔茗
だと 思う けど … ?

酔茗
コンちゃん にも 言われた んだよね .

kyo -
んー…

酔茗
なんで 僕 って こんな に
人間 どうか 聞かれる んですか ? .

kyo -
雰囲気 と 見た目 やな .

酔茗
それ って ほとんど 全部 じゃない ? .

kyo -
確か に そやな …

kyo -
仕草 とか 話し方 は 人間 … まぁ 人間 と 生きて たら
誰でも なる けど .

kyo -
なんかな 、雰囲気が 能力 持ってる 奴ら に 似てる .

kyo -
なーんか こう … クソ 強い 雰囲気 ? .

酔茗
わからないかも …

kyo -
まぁ わからん よな .

kyo -
じゃあ 酔茗 が こっち 来て らっだぁ 達 を 見た とき
どう 思った ?

酔茗
…

きょーさん と コンちゃん が コスプレ してる 人 に 見えた って
口 が 裂けても 言えないな … .
酔茗
怖い人 には 見えなかったよ . 言う と かっこいい
って 思った かも .

kyo -
かっこいいって … 笑 .

kyo -
酔茗 らしいわ .

酔茗
へへ 笑 .

kyo -
…これは 褒めてる のか ?

酔茗
… 見た目 って どういう 事 ?

kyo -
戻った なぁ … .

kyo -
んじゃ 酔茗 、お前 髪 染めてるか ?

酔茗
そんな 金 無い

kyo -
じゃあ「カラコン」って してるか ?

酔茗
そんな 金 無い

kyo -
じゃあ 死ぬほど 爪 整えたり してるか ?

酔茗
そんな 時間 無い

kyo -
… 何が あったか は 知らんけど ここでは ゆっくり してけよ .

酔茗
ん ? わかった

kyo -
… 人間 赤い目 は
先天性 …… アルビノ
くらい しか おらん ねん .

酔茗
へぇ … アルビノ って なに ? .

kyo -
まず そこか … 、ざっくざく に したら 体に色の元 が 少ない人 やな

酔茗
へぇ … 為に なる .

kyo -
あと 髪は 赤毛 でも そんな 真っ赤っ赤 は 見た こと ないわ .

酔茗
そうなんだ …

kyo -
爪 も 何も してなくて そんな 尖ってんの 怖いわ .

酔茗
5日前 くらいに 切った んだけど また 生えた んだよね .

酔茗
コンプレックス これかも .

kyo -
こっわぁ … はやぁ …

kyo -
だから 俺的 には お前 は
人間 じゃない .
これで 人間 だったら 奇跡 としか 思えんわ .

酔茗
成程 なぁ … .

きょー が 突然 酔茗 の 眼 を 眺め .
また 口 を 開くと .
酔茗
… ?

kyo -
… お前 良い眼 してるな ?

酔茗
え 、それ コンちゃん にも
言われた !

酔茗
眼 が 生きてる とか 言う んだろ ー ? .

kyo -
そうやな 、ほぼ 合ってる .

酔茗
普通 に なんで 分かるの … ?

kyo -
ん ー 、経験 やな .
経験 した 数 .

え 、もしかして 年齢
一緒 じゃない の ! ?
kyo -
でも オレは …

酔茗
でも ?

誰か
きょーさーん !!!

驚いて 大声 が 聞こえた 方 を 見た .
すると
rd
きょーさん ! ちょっと !
来て !!

kyo -
あ ー も … 、また 後でな
酔茗 !

酔茗
あ 、うん 、また … .

なんで こういう 大事 な 時に 、と
少し 苛立ち ながら
自分 の 部屋 に 戻った .