実録！片思い戦！

今日はいつもと違うゲーム。 他の皆に誘われたので いやいややってきた。 …片思い戦というらしい。 名前からして嫌いだ

マーサさんに声をかけられ 気怠げにそちらを向いた。 ……正直言うと 少しドキッとした。 ブラックスワンの衣装を着た マーサさんは 妖艶な雰囲気を身に纏っている

不躾だとは思いながら マーサさんの 剥き出しの腕を見つめていると マーサさんは気まずそうに笑った

少しどぎまぎしながら マーサさんと話す。

マーサさんは暫く 何か言いたげにしていたが 口を閉ざすと 向こうを向いてしまった

パリンッ！！

〜湖景村〜

そう思った僕は 周りに人がいないことを 確認すると 端の方に向かった。

今回は特別なルールで 集合無し ペアを組むまで走る、救助 以外はしてはいけない ペア以外の人に救助・回復されたら 強制的にその人とペアにならなければならない。 ハンターは独身を殴ってはいけない （未亡人は可）

誰かと組まないと不利だが 死ぬことはない。 それに、誰とも組みたくない。 だけどやっぱり… と、色々と悩んでいると 誰かが近づいてきた

マーサさんは照れくさそうに している。 僕たちは早速解読を始めた。

無言で解読を進め 解読終了を知らせるライトが光る。 僕たちが最初だ。 次の解読機に向かっていると… 心音が鳴り始めた

そう言ってバラバラに逃げたのは いいのだが… まさかの 二人のハンターに挟み撃ちされた。 ルールで、挟み撃ちは禁止になっているが どっちのハンターが引くか分からない。 ルキノとリッパーは暫く顔を見合わせていたが ルキノは引いていき リッパーが霧の刃を当ててきた。

結局捕まり 棺桶から蘇生したのだが すぐに追いつかれ 一発食らいかけた… その時

梟のおかげで 少し時間を稼げたが すぐにダウン。 また捕まってしまった。

いたずらっぽく笑うマーサさんに 再びドキッとしてしまった。

カタカタ…カタカタ…

順調に解読を進めていると また 心音が鳴り始めた。

案の定また僕の方に ハンター…リッパーが 刃を振るってきた。 スレスレのところで回避し続けたが ついにダウン。 これで吊られたらおしまいだ。

そう思っていると リッパーが風船から 僕を下ろす。

リッパーは再び 風船に吊るし 僕を連れて行く。 しかし 椅子に座る直前に 黒い影がリッパーの前に 立ちはだかった。

バンッ！！

リッパーはマーサさんを 追い始める。 僕はその間に棺桶を出す。 マーサさんの納棺ができるように。 棺桶を出すと 白い影が近づいてきた。

イライさんの治療を受けていると 唐突に ルールを思い出した。 僕はイライさんを振り払う。

イライさんとのチェイスが始まった 窓枠や板を使うと ハンターに居場所がバレるため あまり使いたくない。 暫く走り回ると イライさんは諦めたように 離れていった。

自己治療を済ませると同時に マーサさんがダウンしてしまった。

28モードでは 捕まったときに （最初に限り） 周りに鉄の囲いができる。 その間は救助ができないため ハンターは離れる。

誰かと思えば コラボ衣装を着た ウィリアムだ。

ガハハと豪快に笑う ウィリアムを無視して モニターを見る。

マーサが一人解読を進め始めると 心音が鳴り始めた。

マーサは恐怖の一撃を食らい ルキノは楽しげに マーサを椅子に座らせる

イソップが飛ばされる間際にした 納棺が 役に立った。 マーサは一瞬意識を失い 次に目を覚ましたときには 棺桶の中にいた

回復が終わると マーサは解読を始める。 通電の音が響き マーサはゲートを開くと 颯爽と出ていった。

やっぱりマーサさんは かっこいい…！ なんて らしくもないことを思った。 片思い戦も そんなに悪くないかもしれない

〜推理〜 間違いを3つ探せ