テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
みんなのアイコン変えました。 名前はフルネームに
学校までの道。
いつもなら、なむじゅなが最近読んだ本の難し〜い話とか、僕が昨日見たダンス動画の話で盛り上がるのに。
今日は、足音しか聞こえない。
…気まずい、気まずすぎる……
なむじゅなの横顔をチラッと見ると、なむじゅなも僕の方を見ようとして、慌てて前を向いた。
……今の、絶対目合いそうだったよね!?
そのまま教室についても、空気は変わらなくて。
自分の席に座って、なむじゅなの背中を見つめていたら。
Jimin
ひょこっ、と隣のクラスのじみなが顔を出した。
じみなは、僕となむじゅなの顔を交互にジロジロ見て、ニヤッと笑う。
Jimin
Hoseok
僕が慌ててなむじゅなに助けを求めると、なむじゅなは持ってた教科書を上下逆さまに持って、
Namjoon
Jimin
じみなのツッコミに、なむじゅなが石みたいに固まった。
だめだ、この人、使い物にならない…
Jimin
なむじゅなが教科書を逆さまに持ったまま固まって、じみにが笑いながら去っていったあと。
……もう、心臓に悪いよ。
机に突っ伏して、熱くなった顔を冷やそうとしていたら、
Jungkook
聞き慣れた元気な声と一緒に、背中にポフッ、と誰かが抱きついてきた。
Hoseok
1年生のじょんぐがだ。
ぐぎは僕の肩に顎を乗せて、正面に座ってるなむじゅなをじーっと見つめた。
Jungkook
Namjoon
なむじゅなが、見たことないくらい動揺してペンを落とした。
ぐぎは、うさぎみたいに目を丸くして、なむじゅなを観察してる。
Jungkook
……っ!? 僕となむじゅな、二人の心臓が止まる音がした気がした。
ぐぎは、僕となむじゅなを交互に見て、
Jungkook
Hoseok
僕が必死に言い訳すると、ぐぎは不思議そうに小首を傾げた。
Jungkook
Jungkook
ぐぎは嵐みたいに去っていったけど。
ぐぎ、君は恐ろしい子だよ…
残された僕となむじゅなの間には、さっきまでの気まずさとは違う、もっと甘くて、逃げ場のない沈黙が流れた。