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まや
お前はいつもそんなことばっか
聞いてたよな
いつも俺は
ゆうし
ゆうし
こんな適当な返事しかしなかった
あの時ちゃんと伝えておけば
よかった
もうお前は
ゆうし
俺の隣にも同じ世界にもいない
付き合って1年
俺はまやに少しあきていた
今日も会う約束をしていた
約束の時間にチャイムだ
まやだ
俺は無視して携帯ゲームをしていた
まや
まや
まや
まや
あぁめんどくさい
ゆうし
ゆうし
ゆうし
そういうとまやは
ムッとして出ていった
それからどんだけ時間が
たっただろうか
まや
通話
03:00
電話内容
ゆうし
まや
まや
まや
まやの母からだった
俺は嫌な予感がした
30分後
病院に行くとまやは傷だらけだった
眠っているようだ
俺は頭が真っ白だった
コンビニ帰りにトラックにひかれたらしい
即死だったそうだ
まやのお母さんから渡されたコンビニの袋には…
俺の大好きな飲み物やお菓子がたくさん入っていた
その時に
俺はまやの大事さに気づいた
こいつはおれのこと
愛してくれていたのに
理解してくれていたのに
俺は何もしてやれなかった
ゆうし
ゆうし
ゆうし
ゆうし
なんで、あの時伝えられなかったのだろう
ゆうし
ゆうし
って
ゆうし
こんなバカな俺をいつも支えてくれたのは、
お前だったのに
ゆうし
ってまだ伝えてねーよ
ゆうし