この世界に恋なんて無ければいいのに。
恋がなければ誰も苦しまない。
貴方達に出逢いたく無かった
でも、貴方達に救われた
助けて欲しかった訳では無い
いや、助けて欲しかったんだ
綺麗事のように並べられた言葉ばかりだけど、
それが、本当に実現する
私に夢を与えてくれた。
ねぇ、漫画に書いたように明るい君、
ねぇ、全てがどタイプな君、
ねぇ、恋愛観が大好きな君、
私の大好きな人達。
今日は待ちに待ったSixTONESのライブ
やっぱり楽しいな
かっこいいし、
でも、もっと心から楽しみたいな
美優
頭痛いや、
またか、
また、あの病気か
あぁ、張り切って薬持ってきてないや
とりあえず座らないと
やばい、クラクラする、
目の前がぼやけていく、
美優
やっぱりライブは楽しいな
なんてことを考えながら、
俺は歌を歌い、手を振る
北斗
え、
最前列の人、
やばい、倒れる、
とにかく俺は走った
メンバーは?マークを頭の中に浮かべているだろう
北斗
周りにはたくさんのスタッフさんが来ていた
スタッフ
絶対に戻った方がいい
メンバーの為にも、ファンのみんなの為にも
北斗
北斗
スタッフ
北斗
スタッフ
俺はお姫様抱っこをして楽屋に運んだ
北斗
美優
北斗
美優
彼女は泣いていた、
儚く笑いながら
美優
美優
その言葉を俺は微塵も理解出来なかった
ひとつ疑問に思ったのは、
"最後"ということだけ。
北斗
美優
美優
美優
美優
美優
今までそんな言葉は何度も聞いてきたし、
何度も見てきた
何人もに言われる言葉だから、有難くも、特別感を抱くことは出来なかった
だけど、何故か彼女の言葉だけは、
特別感を抱くことが出来た
直接言われたからじゃない
彼女のあの笑顔を守りたかったり
さっきの言葉への好奇心
それが入り交じったものだった
北斗
美優
北斗
美優
美優
美優
なんで、
普通なら、想って欲しいはずなのに
その笑顔を守りたいの。
北斗!
と呼ぶ声がした
北斗
そこに居たのは俺の先輩、佐久間大介君
北斗
佐久間
佐久間
佐久間
美優
佐久間
佐久間
美優
佐久間
佐久間
佐久間
佐久間
北斗
俺は去り際に彼女の方へ視線を向けた
彼女はニコッと微笑んだ。
美優
佐久間
美優
佐久間
美優
佐久間
佐久間
佐久間
知りたかった
何故なのかを。
美優
美優
美優
佐久間
美優
美優
佐久間
単純に嬉しかった
直接言われることは、
美優
美優
佐久間
美優
佐久間
美優
佐久間
奇病:とても珍しく、とても特殊な病気。
そんな言葉が頭の辞書の中で検索され続けた。
美優
聞いたことがなかった
勿論、そんな人が周りにいる訳もない
佐久間
美優
その先は話さなかった。
話して欲しくなかった。
もう頭の中で想像はできている
美優
佐久間
美優
佐久間
彼女は首を横に振った
美優
美優
俺は唾を飲んだ。
美優
佐久間
何となく予想していたものだった
でも、それなら北斗達を想わせるだけ、たったそれだけなのに、
なぜ無理なのかが俺には良く分からなかった。
美優
美優
美優
美優
俺は黙ることしか出来なかった。
美優
美優
美優
佐久間
佐久間
その後すぐに言葉が帰ってくることは無かった
少しの沈黙の時間があり、彼女は口を開いた
美優
美優
どう見ても冗談には思えなかった。
新連載スタートします! 新たな連載ばっか始めてすいません💦
題名"この世界に恋なんて無ければいいのに。"です! 主 松村北斗 佐久間大介 田中樹 ゲスト (snowman) (SixTONES)
テストやらなんやらで、物語が出せていませんでした。すいません🙇🏻♀️💦
これからはしっかり書いていきますので楽しみにしていて欲しいです!!
NEXT ♡700以上 (少し多めです。)
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このお話好き!