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コメント
0件
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Mec-1219
驚いた?w
ボクはMec-1219 ロボットだよ
ボクはトクベツな個体らしくて、ロボットなのに自分の思考を持てる
ちょっと変
ボク、変なことされて今は人間の姿になってる(笑)
でも人間も楽じゃないよね
ボクは施設から逃げてきてきた
施設の先は都会だった
Mec-1219
めっちゃ人がいた
怖かった
ボクは意味もなく歩き続けた
すると
ボクに全くそっくりな人間がいた
うり
ヒロ
どうやらそいつの名前はうりというらしい
Mec-1219
うりと誰かはてを繋いでて
すごく仲良さげだった
夜、うりと歩いていた人間について調べていた
脳に情報が流れ込む
あの時、本当にうりは愛されてるように見えた
羨ましかった
どうやら、その人はヒロというらしい
浮気などはしてなく、愛は本物。
ボクは愛に飢えていたから
うりになりすまそうと考えた
ピンポーン
ヒロ
ヒロ
ヒロ
Mec-1219
ヒロ
Mec-1219
ヒロは気づかなかった
でも、ちょっとでも話してた時間が楽しかった
でも
話すと罪悪感も生まれちゃって
苦しくなって＿＿＿。
耐えきれなくなって 逃げた
Mec-1219
ﾊﾞﾀｯ
ヒロ
Mec-1219
Mec-1219
また次の日。
ヒロ
うり
ヒロ
ボクの話をしてた
Mec-1219
怖くなって、パーカーのフードを深くかぶる
たぶん顔は見えないはずだ
Mec-1219
その時ボクはふと思った
愛に飢えてるからウソをつくのって
悪いことなのかな…?
Mec-1219
急に涙がでてきて
こらえきれなくて
声が漏れる
Mec-1219
ヒロ
ベンチに座っていたヒロは、ボクを気にかける
やっぱ優しいなぁ
どうして騙してしまったんだろ
Mec-1219
気にかけるヒロを無視して、ボクは走って逃げる
そうだよ、
君が気にかけるべきはボクじゃない
…
Mec-1219
Mec-1219
変な話ぶっこんじゃって
ただ、
赤の他人の君に聞いてほしかっただけなんだ
あれ、そろそろ夜明け?
じゃあ、ばいばい!
