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そこから私たちの奇妙な生活が始まった

っと言っても、あまり変わらないかもしれない

ただルームシェア仲間的な感じで、

みんなとても仲が良い。

むしろ、家にいた時よりものびのびと暮らせれて、こっちの方がいいのかもしれ、、

墨花

…ちなつ

墨花

僕のタオル奪ったでしょ!!

千夏

…いや、取ってないから!
知らないよ!!

墨花

でもここに置いてたはずなのに。

墨花

ないんだもん

千夏

そんなはず…

墨花

…ちなつ

千夏

んぁ?

墨花

その頭に乗せてるの…

千夏

え?

千夏

これ…

千夏

墨花

やっぱり!僕のタオルじゃん!!

千夏

わぁ、本当だ、落ちてたから私のかなーって…

千夏

…ごめんっ!

墨花

いやいや、自分のタオルぐらい自分で把握しといてよ。

小石

暮葉

花蓮

…えっと、お二人は本当に仲が良いのですね

墨花

そうみえるの!?

千夏

そんなことないよ!すみかはいつもうちに対して冷たいし!

墨花

むぅ

千夏

ふんっ

小石

はぁ…

暮葉

まぁまぁ、二人とも…

暮葉

せっかくかれんも仲間になったんだから…

小石

それはそう。

花蓮

えっと…

小石

ほら、かれんも困ってるじゃん

千夏

ごめんっ!

墨花

…ごめんなさい

暮葉

まぁまぁ、

暮葉

さぁ、みんな!朝ごはんにしよ!

花蓮

はい!

朝ごはんはただ食べるだけではない

ここで言う朝ごはんは

朝食を食べながら、今日の作戦会議をする

今日やることや依頼内容など…

急にくる依頼もあるけど、基本的にはある程度は事前に知らされているらしい

詳しいことは直前になってからしか分からないけど…

だから、朝はわかってる内容で作戦会議をする

小石

じゃあ、そんな感じかな

千夏

わかった!

墨花

りょ

花蓮

はい

暮葉

じゃあ、今日も頑張りましょう!

こうして私たちの一日が始まる

朝はさっきも言った通り、それぞれの支度と朝ごはん件本日の作戦会議

早朝にジムに行ったりする人もいる

昼までは自由時間

みんなは学校に行ってないから、拠点らへんで自由に過ごしてる

私は学校がある時は行っている

でも一つ問題があって…

それは学校だからもちろん親も知っていること

だから最初の頃は父が学校に来て私を無理やり家に戻そうとしていた

でもなんとか、くれはさんたちにも助けてもらって、今は諦めたのか来なくなった

そして大半は夕方以降、夜とかに仕事(依頼)が入ったりする

私はくれはさんからもらった銃で挑んでる

ちなみに私のコードネームは水連花になった。

仕事は意外にも順調で

私もよくみんなに褒められる

 

でも、時々、

時々、くれはさんの様子が何だかおかしい

仕事の時、普段見ないような表情を浮かべる

悔しいような、どこか安堵したような、そんな何とも言えない表情を…

花蓮

暮葉

ん?どうした?
顔に何かついてる?

花蓮

あ、いえ、ごめんなさい

暮葉

でも、もしかしたら私の見間違いか考えすぎかも

他のみんなは気にしてないようだし

でも、やっぱり気になるから、くれはさんがジムに行ってる間に、他のみんなに聞いてみたの

墨花

え?くれはが?

墨花

僕は分からないな

花蓮

そうですか…ありがとうございます

千夏

くれはがそんな表情するんだ!!

千夏

いやー、初耳だね

千夏

でも、ごめん、特に知らないんだ

花蓮

いえいえ、ありがとうございます

小石

…くれはがそんな顔を…

花蓮

はい、そうなんです

花蓮

最初は見間違いかなって思ったのですが、

花蓮

やっぱり気になってしまって…

小石

…そっか

小石

私ももう何年もくれはと一緒にいるけど、心当たりはないな

花蓮

そうですか…
ありがとうございます

みんな、やっぱり知らないみたい

でも、

みんな口を揃えてこう言ったの

"暮葉の過去を知らない"

って

確かに、私も最初の自己紹介の時、暮葉さんだけ何も聞いてなかったなって

でも、みんな、

"やっぱり暮葉にも何かあったと思うけど、

それはなんだか触れたらいけないことのような気がして、

実際、暮葉も何も言わないし、

だから考えないようにしてた"

って

だから、あの何とも言えない表情は、

もしかしたら、その過去のことも何か関係があるんじゃないかなって思うけど、

今の私たちにはまだそれを知るよしもなかった…

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