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生きてたら嬉しいねぇ…
マスター
マスター
マスター
......。
......。
......。
真っ暗な部屋に沈黙が流れる。
ここは一体どこなのか。
......。
......。
..................。
パチッ
その時、真っ暗だった部屋に明かりが灯った。
咲奈
暗闇の中で寝ていた咲奈は、急な明かりにびっくりして目を覚ました。
咲奈
そこには、テレビやノート、咲奈がゲーム中使っていたタブレットなどがあった。
咲奈
ノートを開いてみると、そこには人狼ゲームのルールや参加者情報が書かれていた。
更には、1日ごとの議論メモがノートに貼られたりしていた。
咲奈
パチッ
咲奈
その時、テレビの電源が付いた。
マスター
テレビには、マスターが映っていた。
咲奈
マスター
咲奈
マスター
咲奈
マスター
咲奈
マスター
それが貴女の望んだ事だから──
咲奈
咲奈は、マスターの録画が終わった後、人狼ゲームについて考えていた。
咲奈
まず、思い出した記憶が私のものならば、私はこのゲームを考えた黒幕だということになる。
一体何の目的で?
楽しそうだったから、第1回の人狼ゲームの黒幕側として鑑賞してて自分も参加したくなったから。
そして、仲間は悠斗、秘咲、そしてあみさんだ。
第1回の人狼ゲーム...。
これについてはまだあまり思い出せてないな...。
でも、実際に人は殺さないって言ってた。
そして、今回の人狼ゲームで、前回と同じようにって言ってた。
だから、処刑とか、襲撃で死んだ人は全員生きているはず。
問題は、その人達が何処にいるのか。
あみさんの言ったことが正しければどこかの部屋にまとめられてるはずなんだけど...。
私が今いる部屋は私しかいなさそうだし、私は別枠なのかな。
黒幕だから。
部屋からは出れるのかな...。
......。
扉は開かない。
前の部屋と同じく時間で鍵が掛かっているのか、それともこの部屋から私を出す気が無いのか。
空いた時間に調べよう。
一体私は、この人狼ゲームを通して何をしたかったんだろう──
るいの
るいの
るいの
るいの
るいの
バイトかよby悠斗