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第十三話 たった一人で戦い続ける者達6
翌日――
きんときは
シャークんときりやんに
記憶が戻ったこと
それからシャークんとの
出会いと別れの話をした
きりやんは腕を組んで
難しい顔をしながら
それを黙って聞いていた
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
シャークんは自分の記憶と
きんときの記憶が
合致した事が嬉しくて
にこにこと笑っていた
きんときはそれとは対照的に
ずっと難しい顔をしたまま
黙っているきりやんが
気になった
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
シャークん
きんとき
きりやん
シャークん
きんとき
きりやん
きりやんはあぐらをかきながら
左右にゆらゆらと揺れた
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きんとき
きんとき
二人は立ち上がって
ものすごい剣幕で
きりやんに迫った
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きりやんはだらだらと
冷や汗を流す
スマイルにも 神の審判をかけたが
妥当な判断だった
きりやん
罪に対し――
何も罰がないのではないかと
勘違いしてしまった 結果だった
神は全知全能だが
きりやんはそうではない
下界に顕現している きりやんは
常に己の力を制限している
もちろん
力をすべて開放すれば
それは全知全能の神となるが
それではあまりにも
人間とかけ離れてしまう
下界に馴染むべくきりやんは
人間の理解が 超えない程度の力で
活動していた
きんとき
きんとき
きんときは
不死のトーテムを取り出して
二人に見せた
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
三人は顔を見合わせる
きりやん
きりやん
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きんとき
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
と言いつつ
きりやんは立ち上がった
それに続いて 二人も立ち上がる
きりやん
悪魔捜索三日目は
三人一緒に行動だ
町に降りた三人は
悪魔の気配が濃いと言う
きりやんに従って動いていた
町の中心にあたる
噴水近くがそうなのだが
道を行き交う人々は
皆傘を差している
きりやんの指示で
きんときは噴水の中に
十字架を投げ入れた
きんとき
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークんときんときは
噴水の周りに立って
辺りの警戒に当たった
パシャッ――
二人が振り返ると
きりやんが 噴水の中に入っていた
二人はぎょっとした
きんとき
シャークん
きりやん
シャークん
きんとき
止めに行った シャークんに対して
きんときはその場を離れて
本当にどこかに行ってしまった
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
ぎゃんぎゃんと騒ぐ二人は
町の人々の注目を集めて
結局昨日に引き続き
警官が駆けつけてきた
シャークんはいち早く
危険を察知して
その場を離れたため
捕まったのは
きりやんだけだった
きりやん
きりやん
ただ雨を止ませたい だけなのに
どうしてこうなって しまうのだろうか
きんとき
きんとき
さっさとその場を
離れたきんときは
やる事もなくなったので
ぶらぶらと街を 歩くことにした
久々に誰かから
血をもらうのも悪くない
雨だと背後を 取りやすいから
バレないように
血を吸うことも可能だ
傘は邪魔だが
人込みであれば
尚のことやりやすい
そんな中で
黒いローブを着た人間が
目に入った
なんとなくその人を
見つめていると
その人は設置されていた
十字架に手を伸ばした
きんときは目を見開いて
駆け出した
きんとき
きんときに気が付いた その人は
逃げるように駆け出した
きんとき
逃げる黒いローブを
追いかけていると
ぶわっ――
視界に何か白い粉が舞って
きんときは反射的に 目を瞑った
きんとき
白い粉を
手で振り払いながら
目を開けると
そこにはもう誰もいなかった
きんとき
雨が降っているというのに
白い煙幕を
けしかけられたようだ
一瞬だったそれだが
確かに効果はあった
きんときは仕方なく
来た道を戻り
黒ローブが触れていた
十字架を確認した
やはりそれは
輝きを失っていた
きんとき
きんときはその後も
黒ローブを探してみたが
それ以上は
何の痕跡も手掛かりも
見つけることができなかった
深夜遅くに帰ってきた きりやんは
げっそりとしていた
シャークん
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやんへの労いも そこそこに
きんときは黒ローブの話を
きりやんとシャークんに 共有した
きりやん
きんとき
きんとき
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
警官がやってきた事に
いち早く気が付いた シャークんは
きりやんなど目もくれず
町中を走った
姿隠しのローブを着て
雨も土砂降りだった というのに
誰もシャークんの その姿すら
捉えることが できないほどの
スピードだった
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん