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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

私は朦朧としながら、目を覚ました。

井上 × × ×

いたたぁ、、((頭を抱える

井上 × × ×

あれ...ここはどこ、?

目を開けると見覚えのない部屋にいた。

ガラ

保健室の先生らしき人

お目覚めになりましたか。

保健室の先生らしき人

ご気分はどうです?

保健室の先生らしき人

"○○様"

井上 × × ×

え、?

井上 × × ×

(○○?)

井上 × × ×

(誰、それ)

保健室の先生らしき人

○○様?

井上 × × ×

あ、だ、大丈夫です、、

保健室の先生らしき人

それでは迎えの方を及び致しますので
それまで気を楽にして横になっていてください。

井上 × × ×

は、はい

井上 × × ×

(名前間違えられてる。?)

井上 × × ×

(んんー、)

井上 × × ×

(私はなんでリムジンに乗ってるの。)

井上 × × ×

(なんで、?)

運転手

○○様

運転手

そろそろお付になられますので
これを。

そう言って運転手さんは私に 服らしきものを渡した。

運転手

ご主人様からの誕生日プレゼントだそうです。

井上 × × ×

は、はい

井上 × × ×

なに、これ。

服を着てみると、 それはそれは豪華なドレスだった。

井上 × × ×

あの、

井上 × × ×

このピアスも付けるんですか?

運転手

はい

そう言うと、 運転手は鏡を渡した。

井上 × × ×

えっっ?!

私が鏡を見ると、 目の前には見知らぬ美しい女性が映っていた。

井上 × × ×

(これが、わたし?)

鏡に写っている私は、 いつもと違っていた。

耳は空いてるし、 目もパッチリ二重で、 鼻筋も通っていて、 肌も透き通っている。 ニキビなんて全然なく、 綺麗な肌だった。

運転手

○○様どうかしましたか?

井上 × × ×

あ、いえ、その

井上 × × ×

私の名前って、何でしたかっけ、

運転手

西園寺○○様でございます。

西園寺○○

さ、西園寺○○?

運転手

どうしました、○○様

西園寺○○

あの、私、西園寺○○じゃありません。

西園寺○○

井上××です!

運転手

何をおっしゃっているんです?!

運転手

はっ、!

運転手

もしや、、

運転手

さっきの事故で記憶喪失してしまったんですか?!

西園寺○○

...私も何が何だか、

運転手

あ、着きました

西園寺○○

(ひ、広い。)

運転手

旦那様

運転手

お話があるんですか、良いでしょうか?

お父様

あぁ。

西園寺○○

(この人がお父様?)

西園寺○○

(なんか、怖そう)

お父様

○○!

お父様

記憶をなくしたのか?

運転手

落ち着いてください。旦那様

お父様

落ち着けるわけがないだろ!(泣)

お父様

あぁ、私の愛しの○○よ。

お父様

今日のお前の誕生日パーティは今すぐやめにしよう

お父様

おい、今すぐ準備を辞めさせろ。

運転手

かしこまりました。

西園寺○○

あ、あの

西園寺○○

お、お父様?

お父様

なんだ?

西園寺○○

私の部屋はどちらに?

お父様

あぁ、執事に案内してもらってくれ。

お父様

あと、お前の婚約者が決まったぞ

西園寺○○

え、?

西園寺○○

(婚約者?!)

お父様

お前も知ってる人だぞ。

お父様

明日学園で会うといい。

西園寺○○

は、はい。

西園寺○○

(お金持ちって、婚約者まで決められるの。)

お父様

(いつもなら婚約者の話をすると怒っていたのに。)

お父様

(それにいつもより穏やかだ。)

お父様

(記憶が無くなると人はこんなに変わるものなのか(泣))

お父様

執事!

西園寺○○

え、えぇー。

西園寺○○

こっちも広い。

西園寺○○

あ、ありがとうございます。

西園寺○○

執事さん

執事は出ていき1人っきりになった。

西園寺○○

私、違う世界に迷い込んじゃったのかな。

西園寺○○

窓の外の世界も、アニメでよく見る感じの世界観になってるし。

部屋の移動をしている時と同時に 執事に私の情報を教えて貰っていた。

名前は西園寺○○ 年齢、17歳 身長165cm (なんだか知らないけど金持ち がいく学園に通ってるみたい。) 友達はあまりいない。 西園寺家はこの国いや、世界で1番トップの 会社。 私はそのご令嬢。

西園寺○○

この世界って難しいな。

翌朝

昨日のことは夢だと思っていたけど、 まだこの夢は続いてるみたい。

そして今、私はすごく高そうな制服を着て 車に乗り込むところだ。

運転手

○○様おはようございます。

運転手

今朝はぐっすりお眠りになられましたか?

西園寺○○

ええ。

西園寺○○

ベッドがふかふかで気持ちよく眠れました。((^^*

運転手

ふふ

西園寺○○

(ん?笑われた?)

西園寺○○

(もしかして、喋り方へんだった?!)

西園寺○○

(お嬢様らしく喋るのはやめておいた方がいい?)

運転手

○○様こちらです。

西園寺○○

ありがとう。

ようやく着いた。 お金持ち学園。

ーrich学園ー

西園寺○○

(いや、そのまますぎる)

西園寺○○

(にしても、やっぱデカい)

西園寺○○

おはようございます。

女の子達に声をかけると、 声を震わせ返事を返してきた。

そして私が歩く道を作るかのように、 学園の生徒達は縦2列に並んだ。

西園寺○○

え?

西園寺○○

(通れってこと?)

私は何が何だか分からずとりあえず 歩くことにした。

授業は終わり、 放課後、私は1人で歩いていた。

西園寺○○

はぁ。

西園寺○○

(私嫌われ者なの?)

西園寺○○

(皆私を見るととうざがっていくし、)

西園寺○○

(お化けを見るような目で私のことを見るんだもん。)

パリン (何かが割れる音)

西園寺○○

え?!なに

田中樹

いってぇ。

そこには男の子が3人居て、 1人は右腕を怪我している。 きっとさっきの何かが割れる音と関係してるだろう。

もう2人の男の子の手には割れたガラス瓶。

いじめ?

止めなきゃ!

西園寺○○

貴方達!

西園寺○○

何をしてるんです?!

「やべっ」 と、男の子2人は私を見て逃げた。

西園寺○○

(私ってそんなに怖い?)

西園寺○○

(ちょっと泣きそう。)

田中樹

んだよ。

西園寺○○

貴方、大丈夫です?

西園寺○○

ちょっとこっちに来てください。

田中樹

はぁ?

田中樹

あーもしかして、退学させるつもり?

田中樹

それなら早くしろよ

西園寺○○

退学?

田中樹

俺の事もすぐこの学園から追い出すんだろ

田中樹

目があったやつにはそうしてたじゃねーか。

西園寺○○

何を馬鹿な

西園寺○○

私がそんなことする訳...

西園寺○○

あったんです?

田中樹

は?

田中樹

何とぼけた顔してんだよ

田中樹

今まで散々色んなやつを退学させてたのによ

西園寺○○

...

西園寺○○

あの、私のことを教えてくれませんか。

田中樹

なんだよ

田中樹

教えるわけねーだろ

西園寺○○

お願いです!

西園寺○○

私、もっと自分のことを知りたいんです!

田中樹

何言ってんだよ

田中樹

頭でも打ったのかよ

西園寺○○

はい。

田中樹

...

田中樹

ちっ

田中樹

その代わり、退学は無しってことにしろよ((ボソッ…

西園寺○○

はい!((^^*

彼の話によると、 私はとても性格が悪く、 直ぐにムカついた人間や嫌いだと思った人間を この学園から追い出すモンスター だと言う。

そんな性格の私は、 学園中の人から嫌われているらしい。

田中樹

もういいか?

田中樹

お前といるのが人に見られたら俺も
共犯とかって思われる。

西園寺○○

...そんなに、

西園寺○○

私が嫌いですか?((上目遣い&うるうるした目

西園寺○○

私、記憶喪失になって何も覚えてないんです。

西園寺○○

今まで彼女、いや、私がやってきたことは許されがたいと
思ってます!

西園寺○○

でも、1人は辛い。

西園寺○○

みんなと仲良くしたいんです!(泣)

田中樹

なんで泣くんだよ

田中樹

ガキか

西園寺○○

んっ、(泣)

田中樹

ちょっとこっち来い

西園寺○○

え?

西園寺○○

どうして美術室に?

田中樹

何となく、

西園寺○○

もしかして、あなたって本当は優しい人、

西園寺○○

ですよね?

田中樹

は?何言ってんだよ

田中樹

別に...

西園寺○○

その目を見れば分かります。

西園寺○○

それと、、

西園寺○○

学園中の嫌われ者の私を構ってくれてるんですから。

田中樹

少なくとも...

田中樹

少なくとも、俺は、

田中樹

お前を嫌ってない。((少し照れながら

西園寺○○

え、、?

田中樹

お前がしてる事は、全部正しい。

田中樹

退学にした奴ら、全員誰かをいじめてたり

田中樹

成績が急激に落ちてるやつとか
親の会社が倒産して学費を払えないヤツらを退学にしてるだけだし。

田中樹

生徒会長でもないのに、この学園のことを一番に考えてるやつ。

田中樹

としか、俺は思ってない。

田中樹

他の奴らからは悪い印象しかないと思われてるのは、

田中樹

退学にさせられた奴らがお前を悪く言ってるからだ。

西園寺○○

...そうだったんですね。

西園寺○○

でも、貴方はなんでさっき私を避けようとしたんです?

田中樹

それは、、

田中樹

女とふたりでいるの見られると恥ずかしいからに決まってんだろ///

西園寺○○

(え、可愛い)

あ、この役の田中樹くんは ヤンキーと周りから思われていて 女の人があまりよって来ず、 女慣れしてないという設定です。

※でも、裏ではモテてる

田中樹

なんだよ、わりぃーかよ!///

西園寺○○

いえ、悪くは無いんですが...

西園寺○○

あの、なんで私のことをあんなに知っていたんです?

西園寺○○

もしかして私のことすk

田中樹

はっ?!///

田中樹

馬鹿言え!///

田中樹

そんなことある訳ねーだろ!///

田中樹

あったとしても自分でそういうこと聞くんじゃねー!///

西園寺○○

ふふ

西園寺○○

図星、

西園寺○○

ですね!((^^*

田中樹

うっせーし!黙れし!

西園寺○○

私も好きです。貴方のそう言う所。

西園寺○○

(え、なんで。)

西園寺○○

(今の私の意思じゃない。)

西園寺○○

あの、///

田中樹

んだよ///

西園寺○○

今のは忘れてください!///

西園寺○○

あれはその///

西園寺○○

私の意思じゃなk

西園寺○○

あ、そう!勝手に出たんです!

田中樹

勝手に?

西園寺○○

はい!

西園寺○○

勝手です!

田中樹

ふーん

田中樹

そっ。

西園寺○○

あ、あの

西園寺○○

もしかして、私と貴方、昔あった事あります?

田中樹

は?

田中樹

まぁ、小さい時な

西園寺○○

やっぱり

田中樹

やっぱり?

西園寺○○

あ、いえ、こっちの問題ですから

西園寺○○

(西園寺○○さんって、この人が好きだったんだ。)

西園寺○○

あのお名前は?

田中樹

田中樹

西園寺○○

たなかじゅり...

西園寺○○

樹って呼んでもいいですか?

田中樹

はっ?!///

西園寺○○

え?私変なこと言いました?!

田中樹

いや、お前ほんとにどうかしてる

田中樹

下の名前で呼ぶのは、恋人同士だけなんだよ

田中樹

もしかしてそれも忘れたのか?

西園寺○○

え、そうなんですか...

田中樹

なんでそんなに悲しそうな顔すんだよ///

西園寺○○

...じゃあ付き合って。

西園寺○○

(んえっ、また?!)

西園寺○○

(この体の持ち主はすごく強引な人だな。)

田中樹

本気で言ってんの?

田中樹

てか、付き合えないかも。

西園寺○○

どうしてです?

田中樹

俺...

田中樹

"婚約者できたみてぇーだから"

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主さんの物語好きすぎる💗続き待ってます.ᐟ.ᐟ

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