テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ぬぬサン
25
蝶屋敷:治療室にて
いるま
治療室で 椅子に座らされて 、 只今 治療中。 薬草や 薬品の きつい匂いが 鼻の奥を突く。
それと同時に 消毒されている 傷口が ズキズキ 痛む。
いるま
しのぶ
いるま
しのぶ
いるま
いるま
しのぶ
いるま
笑顔で 傷口を グリグリ してくる。
痛いっす 姉さん。
サイコパスなんか。
一方、 狭霧山では 重い空気が張り詰めていた。
らん
義勇
らん
らん
鱗滝 左近次
らん
鱗滝 左近次
らん
俺が 座った途端 、 山の 重くて暗い空気が この小屋に 全部集まって来たみたいな 、 そんな 感じがした。
鱗滝 左近次
らん
俺は 目を これでもかと いう程に 開いた。 それと 同時に、 目の端が 熱くなるのがわかった。
らん
らん
らん
らん
らん
立ち上がって 怒鳴っていたが 、 感情が 追いつかなくなって とうとう 膝から 崩れ落ち、泣き崩れてしまった。
らん
らん
義勇
らん
その後 、 俺と 義勇は 暫く 泣き続けていたの だった。
コメント
1件
しのぶ姉さん、笑顔でグリグリしながら「い・る・ま・に・し・て・は!」って……本当にサイコパスだね(褒めてる)。でもあの軽い空気から一転、錆兎の死を知らされたらんの崩れ落ち方、胸が張り裂けそうだったよ。「嫌だ」「いかないでよ」が刺さる……義勇の静かな受け止め方も切なくて、読んでるこっちまで涙腺にきた。重い。 大切な人を失う痛み、ちゃんと描いてくれてありがとう。