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TikTokから来ました!大耳と来たら北じゃね!?
Tiktokから来ました! あややりさんの夢小説最高です👍
北さん説
前世の記憶があった。
それは遠い昔、戦争のあった時代。
私は14歳手前だった。
戦争が近い頃
その日も学校で、放課後誰もいない道を私はのそのそ帰ってた。
家は貧乏なわけじゃなかったし、何も辛いことは無かった。 けど、何かが足りなかった。
母も父もずっと仕事だった。
兄はまだ16なのに、軍へ行った
私は、何も無い 何も無かった ただ帰ったら家の事するだけ 毎日学校に通うだけ
つまらない日常。
〇〇
でも、ひとつだけ そのつまらないを埋めてくれる。
〇〇
誰もいない、誰も通らないこの帰り道で歌うことが、何より楽しかった。
〇〇
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〇〇
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けれどその日 軍服を着たその男の人は、私の歌声を聴いていた。
〇〇
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〇〇
〇〇
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〇〇
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〇〇
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〇〇
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〇〇
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〇〇
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名前も、顔も忘れた。
私に対するその丁寧な口調だけ覚えていた。 あと、男らしいその体つき。
その人は私の歌声を聴くといつも
『綺麗だ。』
そう褒めてくれた 私はそれが嬉しくて、照れくさくて
私は、彼のおかげで人の温もりが欲しかったんだと気づいた
何も無かった私に、恋心を教えてくれた。
でも、時間は流れるように過ぎていった
〇〇
〇〇
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〇〇
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〇〇
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〇〇
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〇〇
〇〇
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〇〇
そう言って、彼は私に背を向けて歩き出した。
必ず無事帰って、また私の歌声を聴くと 私にお揃いのミサンガをくれると そう約束した。
のに。
【〇〇家玄関】
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〇〇
私は空襲の中無事生き抜くことができた。
戦争が終わった数日後、 家で1人の時、背の高いある男の人が訪ねてきた
〇〇
〇〇
〇〇
??
??
〇〇
そう言って、その背の高い男の人は、
私にミサンガと手紙……いや
遺書を渡してきた。
〇〇
その汚れた遺書にははっきりと あの日、絶対に帰ってくると、また私の歌声を聴くと、ミサンガを贈ると、
そう約束したあの人の名前が書かれてあった。
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大耳
大耳
〇〇
〇〇
〇〇
大耳
大耳
大耳
大耳
〇〇
大耳
大耳
〇〇
大耳
〇〇
私が人生で初めて愛した人は、二度と帰らぬ人となった。
今でもその人が忘れられない。
名前も顔も分からないのに。
…高校に入って、大耳さんを見た時はほんとにビックリした
でも、大耳さんはきっと前世なんて覚えてないだろう。
〇〇
侑
〇〇
治
侑
〇〇
侑
〇〇
〇〇
侑
〇〇
未だ忘れられず、ずっと想い続けてる。
なんとか貴方のことを思い出そうと、曖昧な記憶を辿って辿って、足掻き続ける日々だった。
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