TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

鬼頭 杏

わ、私の血を吸いたいって…、

七瀬 大和

今日実験の授業の時、なんで柚希が隣座ったか分かる?

鬼頭 杏

…、

七瀬 大和

杏ちゃんがあまりにも美味しそうだったからなんだよ

鬼頭 杏

!?

七瀬 大和

痛くしないから吸わせてよ

鬼頭 杏

そ、そんな、

鬼頭 杏

いやっ、

七瀬 大和

大丈夫。痛くしないから

そう言ってにこっと笑うと七瀬君は私の首筋をそっとなぞった

鬼頭 杏

ひぁん、!

七瀬 大和

ガブッ

鬼頭 杏

!?!?

鬼頭 杏

あっ…、うぁ、//

七瀬 大和

やべー、今まで飲んできた血の中でダントツで美味いわ

ジュルジュル

鬼頭 杏

んはぁっ…、//

鬼頭 杏

(痛いはずなのに、頭がほわほわして何も考えられないっ)

鬼頭 杏

(早くっ、終わってよ、)

七瀬 大和

っぷは

鬼頭 杏

はぁ…、はぁ//

七瀬 大和

ね、痛くないでしょ?

鬼頭 杏

……

鬼頭 杏

(言葉が、出てこない、)

七瀬 大和

痕ついちゃったから舐めて取るね

鬼頭 杏

!?

ペロペロ

鬼頭 杏

あぁ…//やめっ、

鬼頭 杏

いやぁ…//

鬼頭 杏

そんな、とこ、舐めちゃだめっ…//

七瀬 大和

もしかして舐めただけで感じてるの〜?

鬼頭 杏

ち、ちがっ!

七瀬 大和

声めっちゃ可愛かったよ

鬼頭 杏

っ…、

七瀬 大和

もう1回吸ってもいい?

鬼頭 杏

えっ!今はだめっ!

ガブッ

鬼頭 杏

んぁぁ"…//

鬼頭 杏

いやぁ"…//

鬼頭 杏

っはぁ…、はぁ、//

七瀬 大和

ふぅ〜満腹満腹〜

七瀬 大和

って顔真っ赤っ赤じゃん笑

七瀬 大和

まぁ初めてにしては凄い耐久力だったよ

七瀬 大和

これからは俺杏ちゃんの血吸ってもいい?

鬼頭 杏

…、

七瀬 大和

これからよろしくね、杏ちゃん

鬼頭 杏

何も、言って、な、い

七瀬 大和

でも断わらないって事はそういう事でしょ〜

七瀬 大和

今薬もってくるから待っててね

七瀬 大和

はい、これ飲んで

ゴクゴク

鬼頭 杏

ぷはっ、

鬼頭 杏

生き返った…、

七瀬 大和

それは良かった!

七瀬 大和

俺、今まで百合香を越すほど美味しい血を飲んだ事がなくってさ

七瀬 大和

だから凄く今興奮してる

鬼頭 杏

よ、良かったね…

七瀬 大和

七瀬 大和

もしかして痛かった?

鬼頭 杏

!!

鬼頭 杏

痛くは無かった…

鬼頭 杏

けど、何も考えられなくなって

鬼頭 杏

苦しかった…

七瀬 大和

いきなり噛み付いちゃってごめんね、

七瀬 大和

お腹が空いてて仕方なかったんだ

七瀬 大和

いや、だったよね

鬼頭 杏

鬼頭 杏

七瀬君やそれ以外の人が吸血鬼って聞いた時は正直嘘なんじゃないかなって思った

鬼頭 杏

でも私の血を美味しそうに吸ってる時の七瀬君を見てると

鬼頭 杏

凄く嬉しい気持ちになった、

鬼頭 杏

こんな自分でも人の役に立てるんだなって思ったの

鬼頭 杏

だから謝らないで、

七瀬 大和

ッ!?

ギュッ

鬼頭 杏

!!

七瀬 大和

俺っ、そんな事言われたの初めて…

七瀬 大和

これからも吸わせてくれる、?

鬼頭 杏

っ…

鬼頭 杏

(そんなに強く抱きしめられると断れないじゃん…)

鬼頭 杏

分かった、良いよ

七瀬 大和

ありがとう杏ちゃん

七瀬 大和

愛してるよ

鬼頭 杏

!?!?

七瀬 大和

じゃあまた明日学校でね〜

鬼頭 杏

う、うん、

鬼頭 杏

またあしたね、

ボフッ

鬼頭 杏

(やばいよやばいよ!!!)

鬼頭 杏

(あの御曹司5人組のうちの一人の七瀬君に…)

鬼頭 杏

(こんな事って有り得るの!?)

鬼頭 杏

(しかも5人とも全員吸血鬼とかそんなの…)

鬼頭 杏

(ん?)

鬼頭 杏

(て事は百合香ちゃんってずっとさっきの私みたいな感覚を毎日味わってたって事だよね!?)

鬼頭 杏

(す、すごいな…)

鬼頭 杏

(しかもほんとに痕残ってない…)

鬼頭 杏

(と、とりあえず今日はもう寝よ、)

吸血鬼達に愛されてます。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

347

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚