愛殺し

第五話

『幸せ?』

あれからどれくらいが経っただろう

あの日からもう僕はれるにゾッコンだ

頭の中ではいつもれるがいる

なんていつものように考える

ガチャ

扉が開く音がしてそっちの方を見ると

れるがそこにいることだけが幸せ

そう感じれるが言っていることを 無視してしまう

れるの声色が変わる

れるの異様な圧に押しつぶされそうになる 僕がちゃんと話を聞かなかったからだ

溢れる涙を止めようと目をこする

僕がずっと下を向いていると

れるが優しい声をかけてくる

涙いっぱいの僕の顔は

僕がいっぱい擦った殻赤い跡がついている

ｷﾞｭ

怒られると思って謝る僕にれるは優しく温もりをくれる

れるの温もりに包まれ僕はそこで意識を手放した

れる視点

今日もこえくんが朝早く起きてて

れるは寝ないとダメやでって言った

けど、、こえくんが話聞かへんから

ず〜っといっしょ♡