6話「脱走」
ないこ
ないこのライフはもう0です
あれから長々と俺のモノを擦り続けるりうらのせいでまじもげるんじゃないかって思ったし若干ヒリヒリするしで最悪
それよりもちょっと気持ちよかったなんて思ってしまった自分がいるっていうことにしにたくなる
ないこ
さっきりうらに貰ったピンクのクッションに顔を埋めため息をつく
てか、ここって監視カメラとか着いてるのかな。なんて少し気になり俺は1つ試してみる
ないこ
もし聞こえてたらりうらなら直ぐに来るだろう
そんな事を思っていると本当に直ぐにドアの奥から足音聞こえて直ぐにドアが開く
ないこ
りうら
りうら
ないこ
りうら
俺からの「お願い」というのに少し嬉しそうに反応するりうら
俺の事好きすぎだろ...
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
何故こいつはズボンがなくても大丈夫だと思ってるんだ。普通に考えているだろ
りうら
りうら
ないこ
りうら
どうしようかな...なんて悩み込むりうら
俺の思惑通り買い物に行ってくれ... なんて思いながらりうらを見る
ないこ
りうら
どうせこいつは俺に甘い
ちょっと悲しそうにこういうこと言っとけば買いに行ってくれるだろ
りうら
はい、ちょろい
ないこ
お礼を言うと頬を緩め嬉しそうにするりうら
りうら
りうら
「逃げれないよ」なんて遠回しに伝えられる
ないこ
りうら
そういい部屋を出るりうら
そしてガチャリと鍵をかける
ないこ
足音は遠くなり また違う種類のドアの音と鍵の音が聞こえる
多分...外に出た
ないこ
りうらを外に出せれば逃げ出せるかもしれない。そう思いダメ元で頼み事をしてみたが思いのほか簡単に物事が進む
ないこ
俺はドアに近づき横髪を止めていたヘアピンを変形させ鍵穴に入れる
ないこ
少し心を弾ませながらピッキングをする
そしてガチャリと音が鳴る
ないこ
ドアノブに手をかけると キィィ...と音を少し出しながらドアが開く
ないこ
俺はすぐさま部屋から出てこの家から脱出しようとする
ないこ
本当に出られるんだ...なんて思いながらドアノブに手を置く
そして俺はこの家から出て走り出す
ないこ
随分走ってきたような気がする
ここがどこか分からない
でも、あいつからは逃げれた
ないこ
ホッとして涙がぼろぼろと溢れてしまう
怖かった
でも、もう大丈夫 これからは自由だもんね...!
ないこ
......あれ、俺...これからどうすれば良いんだろう
ないこ
お金だけじゃない 住むところも今着ている以外の服も全て持っていない
りうら
突然後ろから名前を呼ばれる
ないこ
りうら
誰が見ても分かる りうらは...怒ってる...
りうら
俺の腕を掴み力強く引っ張る
ないこ
でも今は外だ俺が大きな声を出せばきっと誰かしら助けてくれるだろう
りうら
視界がぐるりと周り地面に打ち付けられる
ないこ
りうらは俺の髪を掴み
りうら
ないこ
終わった
完全に失敗した
まさか外で鉢合わせるなんて思っていなかった
りうら
これから何されるかの恐怖と身体の痛みでぼろぼろと涙が出てくる
俺はそのままりうらに担がれ俺が走ってきた道を戻る
ないこ
りうらの服が俺の涙で濡れる
ないこ
りうら
りうら
声色で分かる りうらはまじで怒ってるって
身体が震え涙が止まらない
誰か助けて
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コメント
1件
普通の人は、やりすぎやろッって言うと思うけど、うちからしたらもっとやれッ!って思ってしまう… 推しが痛めつけられてんのなんか好き…いいね500にしときました!次も楽しみにしてます!