藤澤はお腹に痛みを感じて目を覚ました。ゆっくり体を起こすると大森が支えてくれた。
大森
藤澤
大森
大森
藤澤
さっきの水筒を手に取る。 中身をマグカップに注いでいった。 藤澤は受け取りゆっくり飲んでいく。
藤澤
大森
少し離れたところから若井は 見守っていた。
若井
藤澤がバンドに誘われたときだった。
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
藤澤は大森の耳元で囁いた。 大森は少しびっくりするような顔をしたが すぐに表情をもとに戻す。
大森
藤澤
大森
藤澤
藤澤が笑った瞬間。 大森は恋に落ちたのだった。
大森
今日は周りから早く帰宅するように促されて、2人で家に帰って藤澤はベットで横になっていた。
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
大森は優しく頭を撫でる。
大森
藤澤
大森
生理で気持ちが揺れ動くせいか、 涙がこぼれちる。 彼はいつもそうだ。 出会ったときも付き合う前も 僕のことを気にかけてくれて、支えてくれていた。
大森
藤澤
そうだ。彼に出会う前まで、 ずっと自分の体を恨んでいた。 男なのに生理が来て、貧血でよく倒れる。 男なのにか弱い。 男なのに生理がある。 ずっと黙っていた。だから 学生時代、本当に友達ができなかった。 でも、なぜか 彼にだけはすぐに伝えてしまった。 なんでだろう… 彼なら大丈夫とすぐに思った。 彼に一目惚れしたからかもしれない。 彼から想いを告げられた時は心の底から嬉しかった。
藤澤
大森
藤澤
大森
大森は藤澤の頬に手を添えてキスをした。 生理で憂鬱な気分もあなたとなら、幸せだ。
おわり