第6話
次の日、
私は大ちゃんに聞いてみることにした、
嘘だって言って欲しかったから、
違うって否定して欲しかったから、
なのに、返ってきた答えは、
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
上田はる
上田はる
上田はる
上田はる
私が欲しくなかった答えだった
西畑大吾
西畑大吾
“俺が自分の手で姉さんを殺した”
上田はる
上田はる
上田はる
上田はる
受け止めたくなんかないから、
大ちゃんに何度も言い聞かせる、
でも、
そんな声は聞こえてもくれなくて、
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
私に辛い目に会わないってどういうこと、?
私を守るためってなに?
なんで教えてくれないの、?
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
上田はる
上田はる
上田はる
西畑大吾
西畑大吾
上田はる
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
西畑大吾
“俺じゃない誰かと幸せになって”
上田はる
上田はる
上田はる
1度俯いて、 もう一度大ちゃんを見ようとした時、
大ちゃんの姿は 目の前にはなかった、
上田はる
上田はる
上田はる
上田はる
私の気持ちを表すような 暗い灰色の雲、
今にも雨が降りそう、
上田はる
“大嫌い”
そう言いたかったのに、
大嫌いにはなれなかった
☆
はるにはほんまのことを 知って欲しくない、
これは紛れもなく事実やった、
はるがほんまのことを知ったら、
悲しむだけじゃない、
自分を追い込んで死んでまうかもしれへん、
そんな純粋なはるに 真相を教えることは出来なかった、
姉さんを殺した日、
俺は、1回だけ、 はるからの通知を自ら切った
その時、ちょうど、
姉さんを殺そうとしていたから、
上田かな
西畑大吾
上田かな
西畑大吾
上田かな
上田かな
俺に抱きつこうとした 姉さんを
後ろで隠し持ってたナイフで、
お腹目掛けて1回だけ刺した、
上田かな
上田かな
上田かな
上田かな
上田かな
上田かな
俺になにか言おうとしていた 姉さん、
そんな姉さんに構うことなく、
俺は、
西畑大吾
慌てて血の着いた手を洗いに、
洗面所へ走った、
西畑大吾
過去がよみがえって、
過呼吸になってしまう、
そこまでして、姉さんを 殺したかったのには、
俺の行き過ぎた感情やったから、
なのかもしれへんな、
第7話まで
♡450以上
遠距離の指輪と近距離の鍵 全然更新しなくてごめんなさい😅
それと血の表現苦手な方ごめんなさい
♡ポチポチ待ってます😊
コメント
12件
大ちゃんだってやりたくてやってる訳じゃないもんねぇ、めっちゃ続き気になる〜!!
過去がよみがえるって気になる...!! はるちゃんと大ちゃんまた再会して欲しい...😭🙏