私の恋物語

ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ

昨日そのまま寝てしまったことに気がついた

呑気に背伸びをしてる途中ふと時間を見た

時計はもう7時半を示していた

私は猛スピードで準備をした

私は全力疾走で走った

前に見た事のあるような後ろ姿があった

そう、その後ろ姿は三ツ谷くんだ

ドキドキと鳴る胸を必死に落ち着かせる

確かによく考えて見れば私の部屋の時計は2日前くらいに壊れていた

こんなに猛スピードで準備したのに...

三ツ谷くんの笑顔があまりにも眩しくて顔が熱くなってしまう

三ツ谷くんの優しい手が私の額に触れる

私の胸はドキドキと鳴り止まない

私は気づいた

三ツ谷くんが好きなのだと

あぁ〜...私三ツ谷くん好きだったのかぁ...

我ながら気づくの遅いな

いつの間に！？

私はまだ鳴り止まない胸をそのままにし教室に入った

もう4時間目だというのにマイキー達はまだ来ない

そんなふうに残念に思いながら給食の準備を始める

準備が終わり給食を食べようとしている所で、、、

ｶﾞﾗｯ

なんて呑気に挨拶しながら入ってくるマイキーと

なんて言いながら入ってくるドラケン

給食給食と叫んでいるマイキーに先生は慣れているのか何も言わない

ガタンと席に着くマイキー

なんて言ってくる

と、私は言い返す

それからいただきますをしみんなもぐもぐと食べる

無言で食べていると隣からものすごく視線を感じた

チラっと横目で見るともう全部食べ終えたのかマイキーがこちらを見ていた

マイキーは私の揚げパンをじーっと見つめている

マイキーの視線に耐えられなくなったのでそう聞いてみると

と、目を輝かせる

そう言いながら分けてあげると

お礼を言いながら食べるマイキー

改めてマイキーの顔をよく見るととても綺麗な顔立ちをしている

キリっとした眉毛に真っ黒で吸い込まれそうな瞳

そしてシュッとした綺麗な鼻に血色がいい唇

そんな口でハムハムと食べているマイキー

私は1人でそんなことを思っていた