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兄はちぐさくんに暖かい瞳を向ける
そして
ポンポンッ
まぜ太
大事そうに大事そうに頭を撫でる
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくんに心当たりはないらしい
でもその光景を見て俺はドス黒い感情が湧き上がってきた
どうして俺じゃないの
俺に見向きもしないの
俺の事は撫でてくれないの
話しかけてくれないの
兄にああやって言われるちぐさくんがただ羨ましくて…
憎くて仕方がない
ぷりっつ
我慢できずに叫んでしまう
あっと
ぷりっつ
ぷりっつ
泣きそうだった
色んな思いがグチャグチャになって心が締め付けられる
ぷりっつ
まぜにぃの瞳に俺は映っていなかった
ちぐさしかいなかった
ぷりっつ
ぷりっつ
堪えていた気持ちが涙になって溢れ出す
ぷりっつ
今まで張り詰めてた糸がぷつんと切れた
子供みたいに泣き叫ぶ
まぜにぃ…!