これはわたしが入院していたときの話です
看護師さん
看護師さん
ほのか
1日1回わたしは注射しなければいけない
病気を治すために
ほのか
ほのか
看護師さん
ほのか
看護師さん
看護師さん
看護師さん
ほのか
看護師さん
看護師さん
ほのか
はっきり言ってわたしは病院がきらい
注射は痛いし、ずっとひとりぼっちだし、
けど、わたしには1人だけお友達がいる
まちこ
ほのか
ほのか
それはお隣の部屋にいる【まちこちゃん】だ
まちこ
ほのか
ほのか
まちこ
ほのか
まちこちゃんはわたしより背が小さくて可愛い
けど、まちこちゃんには【ちょっとおかしなところ】がある
まちこ
まちこ
まちこ
ほのか
ほのか
ほのか
まちこ
まちこ
まちこ
ほのか
まちこ
ほのか
ほのか
まちこ
まちこ
ほのか
ほのか
まちこ
まちこちゃんは他の大人たちがきらいらしい
いつも看護師さんがいるときは遊びにこない
看護師さん
看護師さん
ほのか
ほのか
看護師さん
看護師さん
ほのか
ほのか
看護師さん
看護師さんはときどきわたしの話をよく聞いてくれない
大人って忙しいからかな
その日の夜のことでした
ほのか
ほのか
寝ていると突然息が苦しくなりました
目を開けると…
ほのか
ほのか
まちこちゃんがわたしの首を絞めていました
まちこ
まちこちゃんは首から手を離しました
ほのか
まちこ
まちこ
ほのか
まちこ
まちこ
まちこ
まちこちゃんの可愛い見た目と裏腹に【死】という言葉が何回も出て来ました
ほのか
ほのか
まちこ
そう言ってまちこちゃんは部屋から出ていきました
翌朝
ほのか
看護師さん
ほのか
ほのか
看護師さん
看護師さん
ほのか
看護師さん
看護師さん
ほのか
とても腹が立ちました
そして、わたしは部屋から飛び出しました
ほのか
ほのか
わたしは隣のまちこちゃんの部屋に行きました
ほのか
ほのか
ほのか
まちこちゃんの部屋はまるで凶暴な動物を飼っているようでした
ほのか
ほのか
それからどれくらい病院を走り回ったでしょう
疲れたわたしはある部屋で休んでいました
ほのか
ほのか
その部屋には大量の資料が保管されていました
ほのか
高橋 町子 (たかはし まちこ) 22歳 持病[小人症] 人を襲うなど危険な性格 過去に2度殺人事件を起こしているが当時未成年だったため不起訴。 入院時は必ず施錠し、手足を拘束しておくこと。 また、家族はおらず本名も不明。 ※高橋町子という名は仮名
ほのか
漢字が多くてよく分かりませんでしたが、1つだけ不思議なことがありました
ほのか
まちこ
まちこ
まちこ
ほのか
まちこ
まちこ
まちこ
まちこ
まちこ
まちこ
そう言ってまちこちゃんは出口に案内すると言いました
出口に行くまでまちこちゃんとよく話しました
まちこ
ほのか
まちこ
まちこ
ほのか
まちこ
まちこ
ほのか
ほのか
まちこ
まちこ
まちこ
ほのか
まちこ
まちこ
まちこ
まちこ
あれからどれだけの月日が経っただろうか
母によると当時、私には本当に虚言癖があったという
それもありえないほどの嘘にまみれていたそうだ
しかし、病院を勝手に出ていったときから私は普通になっていた
それからは学校に行き、就職し、結婚し、 今は旦那と子供と一軒家で暮らしている
娘
娘
ほのか
ほのか
???
???
娘
娘
???
???
???
その言葉にゾッとした
娘
娘
あのときのまちこちゃんの言葉…
「今は殺しに来たわけじゃないからさ_」
今は____
コメント
8件
最後、まちこちゃんが名前を変えて自分の娘と友達になって自分を☆☆☆に来たって考えると…😨 ストーリー性があってすごい面白かったです!これからも頑張ってください!
「今は☆☆☆に来たわけじゃないからさ」…この言葉が後々の展開に繋がるとは… この作品読んで、じゅーぞーさんにハマってしまいました笑 フォロー失礼します🙇♀️
持病を最大限に活用して思うがままに殺人をするサイコなまちこちゃん… 人は見かけによらないを地で行ってますね…