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寒かった冬も終わり、春がやってきた
あともう何日かで新学年
クラス替えがあるから、少しドキドキしている今日この頃
私、浜口香織は 春休みのバドミントン部の練習のため体育館に足を運んでいた
ゆいな
私の親友永田ゆいなは、ふいに壁のボードを見上げた
ゆいなが言うように、今日は4月1日
香織
なんて、今さらあらためて実感 したりして
ゆいな
思わずため息がでてしまう
世に言う受験生なのである
すっかり暗い気持ちになっていると…
ポンッ
香織
いきなり頭をポンッてされて、思わず変な声をあげてしまった
でも、分かってる いきなりこんなことをしてくるのは…
真二
予想的中、バスケ部の練習を終えた真二が笑っていた
ゆいな
香織
ゆいな
真二
真二
香織
ゆいな
真二は真面目な顔のまま、うなずいていたけれど…
真二
耐えきれなくなったように吹き出した
香織
ゆいな
真二
香織
香織
ゆいな
真二
香織
ゆいな
真二
香織
ゆいな
真二
香織
香織
香織
そんなことを思っていると…
秀樹
真二と同じ部活仲間の瀬川秀樹が やってきた
秀樹
真二
香織
ゆいな
秀樹
秀樹
真二
一瞬その場がシンと静まり返ったけど
ゆいな
香織
私とゆいなは顔を見合わせて笑った
でも、真二は笑わずにうつむいている
秀樹
真二
香織
秀樹
秀樹
秀樹がしんみりとした空気を吹き飛ばそうと無理に明るく言った
私とゆいなは何も言葉を発することができない
すると…
真二
真二がおどけた声で言った
数秒間、沈黙が流れて…
秀樹
秀樹が目をまん丸くして真二を見る
真二
ゆいな
香織
香織
秀樹
半泣きになっていた秀樹は顔を真っ赤にして真二につかみかかった
ゆいな
香織
香織
香織
香織
その日の帰り道
秀樹
ゆいな
秀樹
秀樹
秀樹
秀樹
香織
香織
香織
ゆいな
秀樹
秀樹
秀樹
真二
真二
秀樹
秀樹
秀樹
香織
真二
香織
香織
香織
香織
香織
ゆいな
真二
ゆいな
香織
香織
真二
香織
真二
秀樹
秀樹
ゆいな
香織
真二
秀樹
香織
ゆいな
香織
香織
真二
香織
香織
香織
香織
真二
香織
真二
香織
真二
香織
真二
香織
真二
香織
真二
真二
真二
真二
香織
香織
真二
香織
真二
真二
香織
香織
香織
香織