若井とパートナーになって1ヶ月が経った…
藤澤
大森
藤澤
そう言うと、涼ちゃんフワッと笑った。 ぼくは若井とのPlayを思い出して、その涼ちゃんの純粋そうな笑顔に後ろめたい気持ちになる。 メンバー同士、友達同士であんな事をしてるなんて知られたら、幻滅されてしまうかもしれない…
藤澤
上手くとは…?
いや、考えすぎだよね…! 深い意味なんてある訳がない。 自分が後ろめたいと思っているせいで、ついつい勘ぐって変に考えてしまう。
大森
大森
ぼくは、自分の後ろめたい気持ちを誤魔化すようにわざと元気よくそう言うと、ソファーから立ち上がり、外の空気吸ってくる!と言ってその場から逃げるようにスタジオを後にした。
若井
外に出て、ぼーっとしていたら、後ろのドアが開く音がして、振り返ると若井と目が合った。
大森
何となくだけど、“若井と上手くやれてる”の部分は言わなかった。
若井
大森
若井
若井は何か言いたげに、ぼくの前をウロウロしている。
大森
若井
大森
なんで?と聞くのは野暮だろう。 ぼく達は週1ペースでどちらかの家に行き、Playをしている。 本当はそんなペースでやらなくても体調的には問題ないのに、若井に言いくるめられて仕方なく…
内容は少しずつ過激になっていて、この前なんか若井がぼくのを口で… 思い出すだけで、身体が熱くなりそうで慌てて脳裏からその光景を追い出した。
それにしても、いつもぼくばっかり若井に気持ちよくさせられっぱなしなのが気になっていた。 2回目のPlayの時に、“えっちな要素があった方が満足感がある”って言ってたけど、若井はいつもぼくにそういう行為をするだけで、若井は満足なのだろうか…? ぼくだって、若井に…
若井
若井
大森
急に黙ったぼくの顔を、若井が心配そうに覗き込んできた。 いきなり、どアップで目の前に若井の顔が現れたもんだから、ぼくはドキッとしてしまった。
若井
大森
大森
このまま目が合ったままでいると、さっきぼくが考えてた事を見透かされてしまいそうで、ぼくはまた逃げるようにその場から離れた。
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(ニヤリ(。-∀-) ↑変人です、通報して