この作品はいかがでしたか?
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この作品はいかがでしたか?
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はい、ここではこのお話の あとがき、作中の表現の仕方や隠されたこと、作者(私)が この物語を通して伝えたかったことなどについて詳しく話していきたいと思います。
あまり上手く説明出来ないかもしれませんが見ていた方がもっとこのお話を楽しめるかと思います。 注意 この中では🎲さんたちの敬称を 外しています。 ご注意ください。
主人公初兎の気持ち
初兎は作中の1番最初からいふに恋心を抱いています。 それが最初に分かったのは 初兎といふが道でぶつかった所ですね。このシーンでは初兎の一人称が「俺」から「僕」に変わっています。これは初兎の心の焦り余裕の無さを表しています。 一人称が「俺」だった時はわざと自分を男らしく見せるための 演技だったのでしょう。
初兎の初恋相手いふの本心
いふも初兎に強い恋心を抱いていました。ただ少し違うところがあります。それは「両想い」であることが分かっていた事です, それでも怖かったから自分の想いを話すことが怖かったから。 だから心の中に自分の想いを留めておいた。だけど、それが逆に初兎を苦しめていた事を知った彼の後悔はとても深かったでしょう。その後悔を残すことなく明日を迎えること。初兎が消えた後も1人だけ覚えている事が出来たのはこの役割を果たすためです。
作中に登場した物語の「鍵」 初兎の姉の存在
作中に出てきた初兎の姉ですがこの姉も「花吐き病」を患っています。初兎が姉の病室に入った時に書いた説明、覚えているでしょうか?「花吐き病は伝説の奇病...だった。」という言葉を。 これは初兎の姉が一番最初の患者である事を表しています。 彼女にも「花吐き病」を患ってしまうほどに強い想いを抱いた相手が居たのでしょう。 姉については詳しい詳細を話しませんので考察してみてください。
飛び回る花弁
作中で現在と回想の2回出てきた飛び回る花弁の存在について。 私の追加した「花吐き病」の設定 「両想いになる事が出来ず床が花びらで埋め尽くされたらその人は存在ごと消える」これが大事になります。これは最初に花吐き病を発症した場所に花弁たちが集まる。つまり学校のお手洗いで出てきた花弁は自分たちで最初に発症した初兎 の部屋に飛んでいっています。 帰ってきた時花弁が妙に増えていたのはこの事があったからです。
ピンクの胡蝶蘭
初兎の姉が起こした花吐き病は ピンクの胡蝶蘭を吐いてしまうというものです。 この花は発症した人、想いによって変わります。 ピンクの胡蝶蘭の花言葉は 「あなたを愛しています」 です。
作者の伝えたかったこと
私はこのお話で「想いを伝えることの大切さ」を伝えたかったです, あなたには大切な人はいますか? 一生をかけて守りたいと思えるような人はいますか? その人たちにしっかり自信を持って大切だと伝えられていますか?このお話は結果的に ハッピーエンドでしたがもしかしたらいふも初兎の事を忘れてしまい、初兎はひとりぼっちの世界をずっと彷徨い続けていたかもしれません。 好きと伝えるのは難しいこと でも恥ずかしい事でもダメな事でもない。もしあなたに大事な人がいるのならば、言ってあげてください私はあなたが大切だよってどんな言葉でもいい、 不格好でも下手でもいい。 想いを伝えることは勇気だから
虚無ちゃんへ
1枚目ぶれぶれごめん。 スクショ、保存虚無ちゃんOK
おつあお
コメント
4件
サムネのイラストって君が書いたの?