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M
昔、、正確にはフェーズ2が始まったばかりの頃、 自分を傷付けてた。 はっきり言うと、りすかとかODとか…してた。
メイク始めたの無理とか、服もキモいとか、 前の方がよかったとか、今のミセスは違うとか、
酷い言葉に耐えられなかった
もしかしたら2人は気付いていたのかも知れないけど、今はもうやっていないから心配ない。
M
R
H
2人とも疲れてるのかな、元気ないなぁ 今日のメニューは新曲作り いつもと違って、2人にも意見を貰って作ることになっている
M
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H
・・・
M
H
M
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M
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H
M
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H
H
M
M
H
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M
バンッ
R
H
H
『違うよ』
M
H
ガチャ
俺は無言で部屋を飛び出し、 鍵のかかる俺専用の練習室に入った
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H
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H
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R
H
H
『違うよ』 さっき若井に言われた言葉がずっと頭の中にある
違う…違う?ちがう、、?
違う?
「今のミセスはなんか違う」 「フェーズ2ってなんか違うよね」 「大森って変わっちゃったよね」 「前の方がよかった」 「今の、何の意味があんの?」 「違うな、ダメだな」
心無い言葉、、たくさんあった けど、乗り越えてきた もう大丈夫って、思えた
2人がいたから。
M
でもその2人からも必要とされなくなってしまったみたい
アドバイスしようと思っただけなんまけどなぁ… 言い過ぎた、かな… もうやっていけないのかな……
僕って “違う” の? 僕は、何なの? 生きる意味は、?
M
息できないッ…なにこれ、っ
M
M
M
H
元貴の行きそうな場所を探す すると元貴専用の練習部屋から音が。 はぁはぁと苦しそうな息遣いと共に、俺を呼んでいた気がした。
部屋に入ろうとするが鍵が閉まっている
H
H
ガチャ
M
外から若井の声がした時、ほっとした。 “違う” のその一言で、俺たちの間に大きな亀裂が入ったんじゃないかって思ったから。 若井は、俺を嫌いになったんじゃないかって…思ったから。 でもそんなことなかった、
言うこと聞かない身体を何とか動かして鍵を開ける
M
H
H
優しく抱きしめてくれる若井 辛い過去から俺を救ってくれた若井 …大好きな、若井。
M
M
H
H
M
そうだ、俺は、俺たちは…… Mrs. GREEN APPLE だ。 俺と、若井と、りょうちゃんの3人で。 大切な仲間なんだ。