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※二次制作 ※下手 ※長い ※流血表現 それでも良い方はどうぞ!

↓ ↓ ↓

すまない先生

赤ちゃーん!ブルー!銀さーん!マネー!

すまない先生

マズイ、完全に見失った…!

僕達は現在水族館に居る。 だが、その水族館で4人とはぐれてしまった。連絡もつかない。なぜそんなことになったか、これまでの経緯を説明しよう──

〜すまないスクール〜

ミスターレッド

あ〜、学校だりぃ〜。

ミスターブルー

いつもの事なんだからこれくらい頑張ろうぜ、兄貴。

いつもの光景のすまないスクールだ。この時は特に問題は全くなかった。

すまない先生

おはようすまなーい!!!

いつも通りドアを破壊して教室に入り、みんな席に座ってくれているのでこのまま話を始めれることができた。

すまない先生

いきなりだが、みんな!今日は水族館に行くぞ!!

ミスター赤ちゃん

マジですか!!!よっしゃぁ!!

ミスターレッド

しゃっ!これで退屈な授業は無くなったぜ。

はしゃぐ赤ちゃんと、手を頭の後ろで組み、嬉しそうなレッドだが、そんな遊びで行くつもりはなかった。

すまない先生

もちろん!遊びで行くつもりない!

ミスター赤ちゃん

えー!なんだよ!

ミスター銀さん

それじゃあ何をしに行くんですか?

すまない先生

水族館に現れるという誘拐犯を捕まえに行く!!

その言葉に真っ先にブルーが反応した。

ミスターブルー

俺は行きません!!

ミスターレッド

そうか、お前1回誘拐されそうになってたもんな…

ミスターレッド

へっ!ビビりが!!1回くらい誘拐されそうになっただけで行かねぇなんてなぁ。そうゆう所だぜ。だから誘拐されんだよ!

ミスターブルー

なっ!うるせぇな!そもそも兄貴が──

すまない先生

はい!そこまで!それとブルー、拒否権はない!強制だ

ヒートアップしそうな喧嘩を止めて、話を続ける。…ブルーが残念そうな顔を浮かべている。

ミスターバナナ

…ほう。誘拐犯か、すまない先生、ロケットランチャーの使用は大丈夫ですか。

ミスター銀さん

いやいやいや、いいわけねぇだろ!!

銀さんがツッコミを入れる。それを聞いたバナナは舌打ちをしていた。余程ロケットランチャーを愛用しているからだろう。

ミスターマネー

はあぁぁぁあ!!!なぜ水族館なのですか!!

すまない先生

それは詳しく知らないんだ。だからそれを知る為にも、犯人を捕まえないとね!

ミスターブラック

すまない先生、ただでさえ誘拐事件が多発しているにも関わらず、何故わざわざ首を突っ込んでいくのですか。

すまない先生

誘拐事件が多発しているからなんだ!困っている人がいたなら助けるしかないだろう!!これも授業の一環なんだ。警察学校で勉強した事を思い出せば簡単だろう!

正直なところ、ブラックの言う通りだが、僕は不審者が現れることが多いこの学校で、みんなにもっと耐性をつけておかないと危ないと思ったからだ。…みんな、本当にすまないとは思ってる。

すまない先生

よし!それじゃあ校門に来てくれ!

すまない先生

全員集まったな!

不安を抱いている生徒や、やる気なさげな生徒がいる中、ロケットランチャーを使用できないと聞いて少しイラついているバナナと、とにかくビビっているミスターブルーが目立つ。

すまない先生

それじゃあスクールバスに乗ってくれ!僕が運転していくから!

ミスター銀さん

え、マジですか

〜水族館〜

何とか水族館に着いたが、バスを降りた生徒は全員気分を悪くしていた。僕安全運転で走行したはずなのに…なんでなんだろうか。

まぁそんなことは置いておいて、本題はここからだ。この時僕は水族館ではぐれない事を心に留めていた。だが、一瞬の油断がこの結果に繋がってしまったのだ───

すまない先生

よし、みんな!絶対にはぐれないようにしろよ!もし、はぐれてしまったら、携帯電話で現在地を伝えてそこで待つこと!わかったな?

全員返事をし、周りを警戒しながら見回りが開始した。

楽しみながら見回りできるのは生徒達にとってもいい事だ。だけどそれが油断に繋がる。

ミスター赤ちゃん

すまないせんせー!あっちにイルカがいるそうなんだ!見てきていいすか?

すまない先生

うーん…1人でじゃ危ないから、他に見に行きたい人はいるか?

ミスター銀さん

俺、行きたいです!

ミスターマネー

はぁああああ!!
俺も行く、平民共を見ているだけで飽きてきたからな!

すまない先生

マネー!君は声がデカイんだ、静かにしろ!

他にもお客さんがいるというのにいつも通り叫ぶマネー。ほんとこの声のボリューム下げて欲しいな…。

ミスターブルー

俺も行きてぇ!誘拐犯の事で頭いっぱいで疲れてたから癒されたいぜ…。

すまない先生

うーん…スマホあるし、いざとなったら連絡してくれればいいから…いいよ!ただし、10分後には絶対にここに帰ってくるんだ。いいな?

この4人が返事をし、元気よくイルカコーナーの方へ駆けて行った。

…と。その10分後にもここに来ず、連絡もつかない状態で今に至るという訳だ。 こんな丁寧に説明している場合じゃないんだけどな…。

すまない先生

とりあえず、イルカコーナーの方へ行ってみよう!

残りの生徒3人が頷き、急いでかけていく。

急いでイルカコーナーに着いたが、見渡す限り4人の姿は見えない。僕達は隅から隅まで探した。

すまない先生

ダメだ、いない…!

ミスターブラック

すまない先生、落ち着いてください。まず状況を整理しましょう。

落ち着いていられない僕に対し、ブラックはいつも冷静だ。本当に、僕の生徒として誇りに思う。

ミスターブラック

まず、あの4人がいなくなったと認識したのは、4人が離れてからの約10分前。
ですがその前にもう4人とは連絡もつかなくなっていた。あの犯人が連れ去ったと確定でいいでしょう。この水族館はそこまで広くない、しかもここはもうすぐ出口のところです。ルートを逆走することは無いでしょう。犯人は焦って誰にも見られたくないはず、見られたとしてもすぐに逃げ去りたいはずですから。

ミスターブラック

つまり、犯人はそう遠くへは行けない。車で逃走したとして、仮に分速250mで走ったら、約3km以内にいると思われます。

ミスターレッド

あぁ俺にはわかんね〜

すまない先生

レッドくん!もう授業でやったよ!しっかり聞かないと着いてこられなくなるからね!

すまない先生

ってそんなこと言ってる場合じゃない!ありがとうブラック!だが、どうやって追いつくかが問題だ。もし、3km以内に基地があったとしても、歩きで行くのは随分時間がかかる。最悪の場合まだ走行し続けている可能性があるぞ。

ミスターバナナ

最悪にも、後者の方が可能性は高い。しかもその車をどうやって見つけるかだ。

ミスターブラック

方法はあります。
私がいざと言う時に持参したコンパクト型飛行機を使います。

すまない先生

え、なにそれ!!そんなものがあったんだったら早く言ってくれよ!

こうして、僕達は外に出た。

すまない先生

で、今コンパクト型飛行機を持ってるのか?

ミスターブラック

はい、これです。

小さい箱が出てきた。

ブラックがそれを下に置くと、どういう原理か中からヘリコプターぐらいの飛行機が飛び出してきた。

すまない先生

うおっと、危なっ!

ミスターブラック

さぁ、乗ってください。行きますよ。

飛行機で空に浮かんだ僕たちは約3km移動した。

すまない先生

結局どの車に乗っているか分からないぞ!

ミスターバナナ

先生、もしかしたら、ですが、水族館にいた、あの黒いトラックじゃないですか。

確かに下に黒いトラックが走行していた。あのトラックの速さは完全にスピード違反だ。

すまない先生

だが、確信はない、確認したいがどうしたらいいんだ…。

その時、この状況が分かっているかのように銀さんから電話がかかってきた。

ミスター銀さん

す─ない─せ─せ──くろ───トラック──おれ─た─ゆう───か───。

途切れ途切れだが、とても有力な情報だ。本当にありがとうミスター銀さん!

すまない先生

よし、これで確定した。あのトラックが止まるまで追い続けてみよう!

20分くらい走行したその車は、人気が無い倉庫らしきところで止まった。

すまない先生

…あそこだ!ブラック!着陸できるか?

ミスターブラック

はい、着陸します。危険なのでどこかに掴まっててください。

すまない先生

よし、慎重に行くぞ、相手は武器を持っているかもしれない。

無事に着陸できた僕達は中の様子を覗き込んだ。

中の様子はやはり赤ちゃん達が囚われていて全員椅子に縛り付けられていた。それと連れ去ったと見られる知らない村人2人組が何か話していた。

村人A

コイツらを売ればきっと金になるぜぇ!!

村人B

しかもこいつは大金持ちと見た!!これで俺達も億万長者だぜ!!

やはり売る気で連れ去ったらしい。僕の生徒を怖い目に合わせたこいつらを許してはおけない。

すまない先生

よし、僕が行ってくる。皆は危険だから外に居るように。

ミスターバナナ

了解です。何かあれば援護します。

すまない先生

ありがとうミスターバナナ!

すまない先生

よし、それじゃあ行ってくる!

ダイヤ剣を構え、慎重に進んでコンテナなどに身を隠しながら近寄っていく。

その時だ───

バキィ!!!

すまない先生

な、なに!?

僕の足元を見ると何故かは分からないが木の枝が落ちていた。まさか、銀さんが電話をくれた時、あいつらこうなる事を分かっていたのか!?

村人A

フーン!やはり来たなぁ!

村人B

俺の読み通りだな!お前はここで終わりだ!

すまない先生

すまない先生

このただ音が鳴る程度のトラップで僕を追い詰めたとでも思っているのか?

村人B

あの眼鏡のガキと同じでどうせ口だけだ!

村人A

俺達に勝てると思うなぁ!!

2人はナイフを持って襲いかかってくる。だが、これくらいのスピードなど、なんてことな────。

ミスターブラック

すまない先生!後ろです!!

グサッ

捕らわれている生徒達が目を開いて僕を見ている。

すまない先生

…?

ミスターバナナ

すまない先生!!!

右腕が紅くなって、銀色に光る鋭いものが刺さっている。

ミスターレッド

おいおい嘘だろ…!

村人C

フーーン!!油断したな!!俺達は3人いたのだ!!

村人A

これで終わりだ!!

村人A

なにぃ!!

バナナがすまない先生へナイフを持って向かってくる村人Aを蹴り飛ばし、すまない先生を持って倉庫の外へ出ていった。

すまない先生

はぁっはぁっ

自然と汗が出てくる。痛い。凄く痛い。こんな痛み、体を貫かれたあの時以来だ。

ミスターブラック

バナナ!布か何かで腕を縛って出血を止めてください!その間私は回復の薬を作ります!!ミスターレッド!あなたは敵が来ないか見張ってください!

ミスターレッド

あ、あぁ!

ミスターバナナ

すまない先生、少し我慢してください。

すまない先生

うっ!!!

すまない先生

はぁっはぁっ、ありがとう、バナナくん…。

ミスターバナナ

すまない先生、喋らなくていいです。ゆっくりしていてください。

ミスターブラック

ミスターバナナ、ミスターレッド、2人で、あいつらを仕留めることは出来ますか。

ミスターバナナ

僕は1人でも行く。レッドはどうだ。

ミスターレッド

俺も行くぜ。俺達の先生をやったやつらに黙ってられるか。

ミスターブラック

その間私はすまない先生を回復させます。よろしくお願いします。

ミスターバナナ

いくぞレッド。

ミスターレッド

あぁ。

倉庫内に入ったが、あいつらは襲ってくることはなく、しかし他の4人の生徒の姿も見えなくなっていた。

ミスターバナナ

また死角から襲いかかってくるに違いない。気をつけろミスターレッド。

ミスターレッド

あぁ。言われなくてもだぜ。

村人A

うおぉ!!

ミスターレッド

後ろだバナナ!

僕は咄嗟によけ、後ろを取り気絶させることに成功した。

ミスターレッド

ナイスだ、この調子であと2人だ。絶対油断ならねぇな…。

ミスターバナナ

ありがとう、そうだな。

少し歩くと捕われていた生徒が見えた。

ミスターレッド

!ミスターバナナ、いたぞ!

ミスターバナナ

ちょっと待ってミスターレッド!

そう行って走っていこうとするレッドの腕を掴んだ。

ミスターバナナ

きっとあいつらはあの4人に気を取られている隙に攻撃してくるだろう。油断するな。

ミスターレッド

あ、あぁ、その可能性が高い。助かるぜバナナ、ありがとうな。

周りに注意を払いながら慎重に銀さん達の方へ向かっていく。

ミスターブルー

〜!!

ミスターレッド

待ってろ、今縄を解く。

こうして徐々にブルー、銀さん、赤ちゃんの縄を解いた時だった───

村人B

うぉぉおお!!

ミスターレッド

っ!?

ミスターブルー

大丈夫か兄貴!!

ミスターレッド

あぁ、何とかな…。

村人C

この眼鏡は何としてもやらん!!こいつだけでも売れば大金持ちになれるんだ!!

ミスター銀さん

マネー!!!あいつ、マネーを人質に…!!どうすれば…!

ミスターバナナ

…。

ミスター銀さん

バナナ?

ミスターバナナ

全員、早くここから離れろ。巻き込まれるからな。僕だけであとは片付ける。

ミスター銀さん

…!あ、あぁ!

こうして倉庫の中は僕と縛られて人質にされているマネー、村人2人が残った。

村人B

へっ降参か?

村人C

それじゃあさっさとこいつを片付けて───

ミスターバナナ

ふー、早く先生の容態を見に行きたいんだ。

ミスターバナナ

天国まで吹き飛ばしてやる。

ドォーーン!!!!!

ミスターマネー

はぁああああ!!ふざけるなバナナ!いくら俺でも死ぬ所だったぞ!!

ミスターバナナ

生きてるからいいじゃないか。それよりすまない先生だ。

そう行って僕達は壁に穴の空いた倉庫の外を目指した。

ミスターバナナ

すまない先生!!大丈夫ですか!!

ミスターマネー

すまない先生、大丈夫ですか─────

ミスターマネー

うごぉっ…。

ミスターバナナ

.........は?

まさかのすまない先生がマネーをぶっ飛ばした。

すまない先生

あ!!本当にすまない!!あいつらかと思って…。

ミスターバナナ

な、なぜそんなに回復しているんですか!?

ミスター銀さん

驚くのも無理はないぜバナナ…。すまない先生によるとブラックの治癒のポーションが凄すぎたらしくて元気になったらしいんだ…。

すまない先生

そうなんだよ!流石ブラックくんだよ!ありがとう!!

ミスターブラック

しかし、完全には治癒していないので1週間ほど動きに支障は出ますが。

ミスターレッド

それでも充分すげぇよ。

すまない先生

それと、バナナ、レッド、僕の代わりにマネーくん達を取り戻してきてくれてありがとう!流石僕の生徒だ!

ミスターレッド

今度ラーメン奢ってくれますか?

すまない先生

もちろんだ!

ミスターレッド

へっ、やったぜ!

ミスター赤ちゃん

俺も俺も!ミルク欲しいぜ!

すまない先生

赤ちゃんはなんもしてないだろ!また今度な!

ミスターブラック

それでは、この飛行機に乗ってください。それぞれの家に帰りましょう。

すまない先生

そうだな!皆、心配かけて、本当にすまない!

最後まで読んでくださりありがとうございます!!それではまた次の投稿で会いましょう!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

9

ユーザー

すまない!悪いが宣伝しに来た! 僕の作品は、イジメに気づいて。と永遠の別れだ!すまないっ!

ユーザー

村人は♡♡♡。

ユーザー

すまないスクールの生徒達を誘拐する奴は許せない!

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