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最終話
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今日は、前に会った人と 少しじゃれ合った
…じゃれるって言っても ちゃんとした暴力だけど…
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俺は少し前に行き、 手が繋ぎたかったので
エミさんに手を伸ばした
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それに応えてくれたのか、 手を繋いでくれた
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俺はエミさんの手を引っ張って 走って帰った
エミさんもそれについて来てくれた
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血をとるときは大体風呂場
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エミさんはなんでも知っている
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知ってるしな！！
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少し恥ずかしそうに言っていた
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ないですか…、
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可愛い
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貰えなかったし
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沢山褒める！！
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（いいよ！全然！）
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)ｺｸｯ
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その後、血をほとんどとって リビングに向かった
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久しぶりやな…
ずっと会社おったし、 あんま顔見てなかったな
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いろいろ話した
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バタンッ
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と思う…
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私もよかったってことね！
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じゃない！
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消えてってるやん！
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こっちのほうがええよ！
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俺はエミさんの髪が乱れるぐらい 沢山頭をなでた
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ここでもじゃれ合った
今度は相手を愛すような形で
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エミさんの手が伸びて、 俺の頬に当たった
少し恥ずかしそうに顔を近づけて キスをしてくれた
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俺もまた手を伸ばし、 エミさんに返した
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少し寝れなかったが、 幸せなひと時を過ごせた
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電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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