君と話は合わないね

カリカリカリカリ

鉛筆を削る音がなる

そして私は音楽の勉強を始める

明日は音楽会のオーディション

こんなに頑張ったんだから

きっと受かる

♪♪♪

ザワザワ

神子うまくね！？

そんな会話があちこちから 聞こえてくる

ザワザワ

今歌ったのは真尾　学年でも 人気人物である

だが彼はかなりの音痴だ

一週間後

色々な楽器の担当が発表されていく

泣いてる子もいれば 満面の笑みを浮かべている子もいる

最低だ最悪だ

全部お前らのせいだ

お世話もしないなら最初から産まないで

最初からいない方が楽だったのに

ただ学校が全てだった

みんな平等に_________してくれるから

でも全部私の勘違いだった

権力財力が結果全てだった

こんなに頑張っても選ばれない

あんなヘラヘラなやつが受かるなんておかしい

こんな結果になるなんて知ったら最初から努力しなければよかった

　この時間返せよ‼︎

まぁいい_________

今日ここで全てを終わらせてやる！

カサカサ（虫）

真尾が指していた足元を見ると

隠していたナイフが落ちていた

ナイフを拾う

ナイフが落ちる

手元に痛みがはしる

痛みの所を見ると打撲の跡があった

足元を見ると一回り大きい石があった

またナイフを拾う

その前に真尾がナイフを拾う

俺が困惑していると 神子が居なくなっていた

俺は急いで下を見る

そこには倒れていた神子がいた

そうここは、崖である

俺は怖くて逃げ出した