/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
赤
桃
桃
あの、
赤
はいｯ
桃
この葉っぱなんでこんな大きいですか
赤
この葉っぱ大きいですよね
赤
これって扇芭蕉
赤
通称タビビトノキと言われています
桃
タビビトノキ、
赤
喉がが乾いた旅人がこの大きな葉っぱに溜まった水を求めることから
赤
タビビトノキって呼ばれるようになったんです
桃
あぁー
赤
青い神秘的な種から生まれるんですよ
桃
へぇー
赤
他にも大きな植物ありますよ
赤
あのあっちにあるオニブキとか
赤
1億5000万年前から生息する古代種の熱帯植物で
赤
恐竜の餌だったんですって
赤
すごいとおもいませんか？
桃
( *・ω・))ｺｸｺｸ
赤
あの、大丈夫ですか？
赤
深呼吸して見てください！
赤
一緒にはい！
ｽｰﾊｰ
赤
どうですか？楽になりましたか？
桃
はい笑
桃
桃
僕達は植物園の温室で出会ったんです
桃
それから毎日のように温室に通いました
桃
環境破壊のデモに行ったりしないの？
赤
うん、訴えたりするの得意じゃないからさ
赤
いいことなんだろうけど
赤
怒りの感情って世の中に悪い液を与える気がして
桃
あー
赤
私馬鹿だからさ
赤
そう言うのは頭いい人に任せてる
桃
赤はただ植物の事を愛していました
桃
そんな赤を心から可愛いと思いました
桃
僕達は人間としての相性が良かったんだと思います
桃
たけど一つだけ悩みがあって、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
