本当にあった笑える話

本当にあった笑える話

国際電話でやらかした！ エアーズロックの呪い事件

実際に笑えるかどうかは読んで判断してください

2005年、地球一周の船に乗った時のことです

約3ヶ月かけて南半球を一周する船に乗り

2ヶ月半が経過した頃

ニュージーランドのオークランドから

オーストラリアのシドニーまで行く

オーバーランドツアーに参加しました

私の乗った船は

シンガポールやケニア、ブラジルやアルゼンチンなど

全部で16の寄港地を回りました

滞在日数は場所によって違いましたが

長くても2日しか滞在することができず

それ以外の日はずっと船の上（海の上）にいるのですが

一時的に船を離れ

別の寄港地で再び船と合流するオーバーランドツアーと呼ばれるものがあったのです

私が参加したオーバーランドツアーは

ニュージーランドのオークランドで船を降り

飛行機を乗り継いでオーストラリアのエアーズロックを見に行くと言うものでした

事前に行われた説明会で

エアーズロックの呪いについての話が出てきました

エアーズロックは世界最大の一枚岩なのですが

そのエアーズロックの破片は決して持ち帰ってはいけないというルールがあり

無断で持ち帰った人は皆、何らかの不幸に見舞われ

持ち帰った破片を送り返してきたという逸話もありました

オークランドのホテルに宿泊した夜

私は就寝前にホテルの部屋から母上様に国際電話をかけました

日本との時差は＋3時間

ニュージーランドから3時間前の日本に電話をかける

そんな感覚でした

そんな会話の後

しばらく話して電話を切った私は

そのままの勢いで

高校時代から仲のいいＹ氏（♂）の携帯に電話をしました

Ｙ氏は基本的に知らない番号からの電話には出ない人なので

留守電にメッセージを残しました

電話を切ってからほんの少し間を開けて

再びＹ氏に電話をすると……

Ｙ氏が電話に出てくれました

実はこの時

私の隣のベッドに船内で仲良くなったＭちゃんがいたのですが

私の言動を見てずっと笑っていました

その翌日

私は飛行機でオーストラリアへと向かい

無事にエアーズロックに辿り着きました

その後、シドニーのとあるお店でコアラを購入

これが

山田コアラと言う名前をつけるきっかけとなりました